1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問64

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、工事起点No.0から工事終点No.5(工事区間延長500m)の道路改良工事の土積曲線(マスカーブ)を示したものであるが、次の記述のうち適当でないものはどれか。
問題文の画像
  • No.0からNo.2は、盛土区間である。
  • 当該工事区間では、盛土区間よりも切土区間が長い。
  • No.0からNo.3は、切土量と盛土量が均衡する。
  • 当該工事区間では、土が不足する。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.誤りです。
  右上がりの曲線は、土積の増加を表します。
  よってNo.0からNo.2は切土区間です。

2.正しい記述です。
  盛土区間はNo.2からNo.4の200m、
  切土区間はNo.0からNo.2、No.4からNo.5の合計300mなので、
  当該工事区間では、盛土区間よりも切土区間が長いです。

3.正しい記述です。
  No.3で土積が0になっているので、No.0からNo.3は切土量と盛土量が均衡しています。

4.正しい記述です。
  工事終点No.5で土積がマイナスになっています。
  これは土が不足していることを示します。

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02

この問題は「土積曲線(マスカーブ)」の+側と-側がそれぞれ何を表しているかを把握することがポイントです。

1.適当でありません。

 マスカーブの+側は「切土」を

       -側は「盛土」を表します。よってNo.0~No.2は切土区間です。

2.適当です。

 本文の通りです。

3.適当です。

 No.0で0から始まり、No.3で0になったということは

 切土と盛土が均衡しているということになります。

4.本文の通りです。

 No.4~No.5でグラフが右肩上がりになり「切土」が発生したが、

 最終的に0までいっていないので切土と盛土は均衡しておらず

 6,000㎥ほど土が不足しています。 

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