1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問68
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
土留め工の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 親杭横矢板壁は、壁面に止水性がないため、地下水の状況に注意を払い、必要に応じて地下水位低下工法などの検討を行う。
- 親杭及び鋼矢板の打設機械のバイブロハンマは、施工能率が高く、経済的な施工が可能であるが、振動が大きいため適用場所が限定される。
- 鋼矢板及び親杭横矢板の杭打ちの位置は、地下埋設物の調査に基づき施工可能な位置とし、鋼矢板及び親杭の割付けは、隅矢板や隅角部の杭配置などの形状を考慮して行う。
- 鋼矢板の溶接継手は、原則としてアーク溶接を用い、継手位置はできるだけ応力の大きい位置に設け、継手は千鳥に配置する。
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この過去問の解説 (2件)
01
親杭横矢板壁はその特性から、地下水位が低い場所に適用されます。
2.正しい記述です。
振動対策が必要な現場環境の場合は、圧入によって施工します。
3.正しい記述です。
4.誤りです。
継手位置はできるだけ応力の「小さい」位置に儲けます。
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02
1.適当です。
横矢板には木板など遮水性が低い部材が使用されるので、
本文で述べられているような注意や検討が必要です。
2.適当です。
バイブロハンマには本文のような特徴があります。
3.適当です。
本文で述べられている通りです。
4.適当ではありません。
継手位置のような弱くなる場所にわざわざ応力の大きい部分を
もってきてはいけません。
正解は「小さい位置」です。
「継手は千鳥に配置する」はポイントです。覚えておいてください。
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