1級土木施工管理技術の過去問
平成26年度
(旧)平成25年〜27年度 問94
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成26年度 問94 (訂正依頼・報告はこちら)
大規模工事に伴い発生する濁水の処理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- グラウトプラントやコンクリートプラントの洗浄水は、セメントの成分を多量に含むため、排水については通常濁りがあり、濁りの除去だけを行って放流する。
- 切土や盛土の法面からの濁水発生防止対策として、法面侵食防止剤の散布、種子やコンクリートの吹付け、永久緑化などをできるだけ早期に行う。
- 発生した濁水は、沈殿池などで浄化処理して放流するが、その際、濁水量が多いほど処理が困難となるため、処理が不要な清水は、できるだけ濁水と分離する。
- 降雨時に裸地表面を乱すような作業を行うと濁水の発生を加速させるので、降雨時には極力、土砂を扱う作業や未舗装道路の車両通行を控える。
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この過去問の解説 (2件)
01
濁りだけでなく、pHの調整をしなければいけません。
2.正しい記述です。
濁水発生防止対策に加えて、崩落防止の効果もあります。
3.正しい記述です。
4.正しい記述です。
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02
1→誤りです。
濁りの除去だけでなく、【浮遊物質、pH、ノルマルヘキサン】の
除去を行って放流します。
2→設問通りです。
切土や盛土の法面からの濁水発生防止対策として、
①法面侵食防止剤の散布
②種子やコンクリートの吹付け
③永久緑化
などをできるだけ早期に行うと効果的です。
3→設問通りです。
発生した濁水は、沈殿池などで浄化処理して放流するが、
その際、濁水量が多いほど処理が困難となるため、
処理が不要な清水は、できるだけ濁水と分離して放流します。
4→設問通りです。
降雨時に裸地表面を乱すような作業を行うと濁水の発生を加速させるので、
降雨時には極力、土砂を扱う作業や未舗装道路の車両通行は控えて
濁水の発生抑制に努めます。
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