1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問8

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • コンクリートの透水係数は、コンクリート中の水分浸透のしやすさを表す指標であり、水セメント比の増加とともに指数関数的に著しく増加する。
  • コンクリートの材料分離抵抗性は、一定以上の単位セメント量あるいは単位粉体量の確保や細骨材率を適切に設定することによって確保される。
  • まだ固まらないコンクリートのプラスティック収縮ひび割れは、ブリーディング水の上昇速度に比べてコンクリート表面からの水分の蒸発量が大きい場合に生じるおそれがある。
  • コンクリートの凝結時間は、混和剤によってある程度制御することが可能であり、一般的に暑中コンクリートでは促進形の混和剤を用いる。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.正しい記述です。

2.正しい記述です。
  材料分離抵抗性をプラスチシティということもあります。

3.正しい記述です。
  比較的細かく浅いひび割れとなるのが特徴です。

4.誤りです。
  暑中コンクリートでは遅延形の混和剤を使用します。

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02

1→設問通りです。

コンクリートの透水係数は、コンクリート中の水分浸透のしやすさを表す指標です。

また、水セメント比の増加とともに指数関数的に著しく増加します。

2→設問通りです。

コンクリートの材料分離抵抗性は、一定以上の単位セメント量

または、単位粉体量の確保や細骨材率を適切に設定することにより確保します。

3→設問通りです。

コンクリートのプラスティック収縮ひび割れは、

ブリーディング水の上昇速度に比べて、

コンクリート表面からの水分蒸発量が大きい場合に生じます。

また、表面を湿潤状態にすることで、防止できます。

4→誤りです。

コンクリート混和剤は、一般的に暑中コンクリートでは遅延形を用います。

参考になった数5