1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問9

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートの運搬・打込みに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 練り混ぜてから打ち終わるまでの時間は、外気温が25℃以下のときで2時間以内、25℃を超えるときで1.5時間以内を標準とする。
  • コンクリートを圧送する場合は、これに先立ち、使用するコンクリートの水セメント比以下の先送りモルタルを圧送しなければならない。
  • スランプが8cmのコンクリートの運搬には、10km以内の現場まではダンプトラックを使用してもよい。
  • シュートを用いる場合には、縦シュートを用いることを標準とし、シュートの構造及び使用方法は、コンクリートの材料分離が起こりにくいものでなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.〇 設問の通りです。
コンクリートの練り混ぜから打設終了までの時間は、外気温が25℃以下の場合、2時間以内の打設完了、25℃以上の場合は1.5時間以内に打設完了が標準となります。

2.〇 設問の通りです。
コンクリートを圧送する場合は、コンクリートポンプ車の配管内を潤滑にする為、コンクリートの水セメント比以下の先送りモルタルを圧送しなければいけません。

3.× 誤りです。
スランプ8㎝以下ではなく、スランプ5㎝以下になります。又、運搬距離が10㎞以下で、1時間以内に運搬可能な場合は、コンクリートの材料分離やスランプの空気量の変化が小さい事を確認した上で、ダンプトラックを使用することができます。

4.〇 設問の通りです。
シュートを使用する場合は、縦シュートを使用するのが、標準となります。

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02

1.設問の通りです。Co練混ぜから、Co打設まで、外気温が25℃以下の場合は、2時間以内に、また外気温が25℃以上の場合は、1.5時間以内が標準です。

2.設問の通りです。コンクリートポンプ車の配管内面の潤滑性を確保する為に、使用するコンクリートの水セメント比以下の先送りモルタルを圧送します。

3.誤りです。スランプ5cm以下のコンクリートを運搬する場合、運搬距離10km以下で、1時間以内に運搬が可能な場合、材料分離が生じず、空気量の変化が小さい事を確認した場合、ダンプトラックを使用できます。

4.設問の通りです。シュートは縦シュートが標準で、
コンクリートが1箇所に集まらないようにします。

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03

1.設問の通りです。練り混ぜから打ち終わるまでの時間は、外気温が25℃以下のときで2時間以内、25℃を超えるときで1.5時間以内を標準です。
2.設問の通りです。コンクリートを圧送する場合は、使用するコンクリートの水セメント比以下の先送りモルタルを圧送しなければいけません。
3.誤りです。スランプが5cm以下のコンクリートを、10km以下の距離に運搬する場合や1時間以内に運搬が可能な場合には、材料分離が生じず、スランプや空気量等の変化が小さい事を確認した上で、ダンプトラックを使用できます。
4.設問の通りです。シュートを用いる場合には、縦シュートの使用を標準とし、シュートの構造及び使用方法は、コンクリートの材料分離が起こりにくいものでなければいけません。

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