1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問12

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この過去問の解説 (3件)

01

1.設問の通りです。一般に杭打機械の接地圧は、0.1~0.2N/mm2(100~200kPa)であり、既製杭の工法は、打込み工法、中堀工法、プレボーリング工法、ジェット工法の4つが代表的です。

2.誤りです。既設構造物に近接して杭を打ち込む場合には、貫入が困難になるので、構造物に近いほうから離れた方向に打ち進むようにする。

3.設問の通りです。打込みを正確に行うには、杭軸方向を設計で想定した角度で打込みます。

4.設問の通りです。建込み後、杭を直行する2方向から検測します。

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02

1. 〇 設問の通りです。
作業機械を用いる場合は、傾きや地盤沈下の恐れがある為、地盤の強度を確認し、必要であれば敷板及び軟弱地盤であれば、地盤改良を行い、安定を図る必要があります。

2.× 誤りです。
既設構造物に近接して杭を打ち込む場合には、打ち込みが困難になる為、構造物に近いほうから離れた方向に打ち進むようにします。

3.〇 設問の通りです。
軸を一直線にせず、打ち込むと損傷の原因となります。杭軸が打ち込み方向と一直線に保つ必要があります。

4.〇 設問の通りです。
杭の建込みの出来形は、杭の鉛直性を2方向から検測します。

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03

1.設問の通りです。杭打ち機や掘削機械の据付けは、作業中も傾かないように作業地盤の強度を確認し、その上で敷鉄板等を敷設し安定を図ることが必要です。

2.誤りです。既設構造物に近接して杭を打ち込む場合には、貫入が困難になったり、すでに打ち込んだ杭に曲げ等の有害な変状が生じることがあるため、構造物に近いほうから離れた方向に打ち進むようにします。

3.設問の通りです。杭先端を所定の位置に設置し、ハンマ、キャップ及び杭軸が打ち込み方向と一直線を保つようにする必要があります。

4.設問の通りです。下杭の建込み精度は、中杭、上杭に影響するため、鉛直性を2方向から検測します。

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