1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問16
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
鋼道路橋の架設作業に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 部材の組立に使用する仮締めボルトとドリフトピンは、架設応力に十分耐えるだけの本数を用いるものとし、片持ち式架設の場合の本数の合計はその箇所の連結ボルト数の20%を原則とする。
- 部材の玉掛けを行う場合には、部材及び吊金具に過大な応力や変形が生じないように配慮して、適切な吊り形式により作業を行うものとする。
- 高力ボルトの締付けは、接合面の処理、継手部材間の肌すき、ボルトの締付け方法及び締付け順序などに十分注意して、所定の締付け力を導入する。
- I形断面部材を仮置きする場合は、転倒ならびに横倒れ座屈に対して十分に配慮し、汚れや腐食に対する養生として15cm以上地面より離すものとする。
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この過去問の解説 (2件)
01
2 .設問の通りです。 部材の玉掛けを行う場合には、部材及び吊金具に過大な応力や変形が生じないようにバランスが取れているか確認した上で、適切な吊り形式により作業を行うものとします。
3 . 設問の通りです。 高力ボルトの締付けを行う場合には、接合面の処理、継手部材間の肌すき、ボルトの締付け方法及び締付け順序などに十分注意して、所定の締付け力を導入します。
4 . 設問の通りです。 I形断面部材を仮置きする場合は、転倒ならびに横倒れ座屈に対して十分に注意し、汚れや腐食に対する養生として15cm以上地面より離すものとします。
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02
片持ち式架設の場合の本数の合計はその箇所の連結ボルト数の1/3を原則とします。
2 . 〇 設問の通りです。
部材の玉掛けを行う際には、適切な吊り形式により作業を行うものとし、部材及び吊金具に過大な応力や変形が生じないように配慮する必要があります。
3 . 〇 設問の通りです。
高力ボルトの締付けは、過大な力で締付を行うとボルトが損傷する恐れがある為、所定の締付け力で行い、接合面の処理、継手部材間の肌すき、ボルトの締付け方法及び締付け順序などに十分注意して作業を行う必要があります。
4 . 〇 設問の通りです。
I形断面部材を仮置きする場合は、転倒ならびに横倒れ座屈に対して十分に配慮し、汚れや腐食に対する養生として15cm以上地面より離します。
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