1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問26
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
急傾斜地崩壊防止工事に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 縦排水路工は、地形的にできるだけ凹部に設けた掘込み水路とし、周囲からの水の流入を容易にすることが望ましいが、水路勾配が1:1より急なところなどでは水が跳ね出さないように蓋付き水路とする。
- もたれ式コンクリート擁壁工は、擁壁背面が比較的良好な地山で用いられるので、施工性を考慮し、コンクリートの打継ぎ面は水平にする。
- がけ崩れ防止のための切土工は、斜面を構成している不安定な土層や土塊をあらかじめ切り取るかあるいは斜面を安定な勾配まで切り取るように施工する。
- 現場打ちコンクリート枠工は、桁には一般に鉄筋コンクリートが用いられ、桁の間隔は1~4mが標準であり、桁の交点にはすべり止め杭又は鉄筋を法面に直角に入れて補強する。
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この過去問の解説 (2件)
01
縦排水路工は、地形的にできるだけ凹部に設けた掘込み水路とし、周囲からの水の流入を容易にすることが望ましいが、水路勾配が1:1より急なところなどでは水が跳ね出さないように蓋付き水路とします。
2 . × 誤りです。
もたれ式コンクリート擁壁工は、擁壁背面が比較的良好な地山で用いられるので、施工性を考慮し、コンクリートの打継ぎ面は垂直にします。
打継ぎ面は水平ではなく、垂直です。
3 . 〇 設問の通りです。
がけ崩れ防止のための切土工は、斜面を構成している不安定な土層や土塊をあらかじめ切り取るかあるいは斜面を安定な勾配まで切り取るように施工します。
4 . 〇 設問の通りです。
現場打ちコンクリート枠工は、桁には一般に鉄筋コンクリートが用いられ、桁の間隔は1~4mが標準であり、桁の交点にはすべり止め杭又は鉄筋を法面に直角に入れて補強します。
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02
2 .誤りです。もたれ式コンクリート擁壁工は、擁壁背面が比較的良好な地山で用いられるので、施工性を考慮し、コンクリートの打継ぎ面は垂直にします。
3 . 設問の通りです。がけ崩れ防止のための切土工は、斜面を構成している不安定な土層や土塊をあらかじめ切り取るかあるいは斜面を安定な勾配まで切り取るように施工します。
4 . 設問の通りです。現場打ちコンクリート枠工は、桁には一般に鉄筋コンクリートが用いられ、桁の間隔は1~4mが標準であり、桁の交点にはすべり止め杭又は鉄筋を法面に直角に入れて補強することが望ましいです。
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