1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問42

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄道の軌道における維持管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 軌道変位の通り変位の測定は、直線部では線路の起点を背にして左側レールを、また、曲線部では車両走行特性への影響が大きい内軌側レールを測定する。
  • 軌道変位の状態は、日常の巡回検査や検測車による定期的な検測により常に把握し、不良箇所は速やかに適切な補修作業を行う。
  • レールの摩耗は、直線区間ではレールの頭部が、また、曲線区間では外側のレールの頭部が顕著に摩耗する。
  • バラストは、列車通過のたびに繰返しこすれ合うことにより、次第に丸みを帯び、軌道に変位が生じやすくなるため、丸みを帯びたバラストは順次交換する。

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この過去問の解説 (2件)

01

1 . × 誤りです。
軌道変位の通り変位の測定は、直線部では線路の起点を背にして左側レールを、また、曲線部では車両走行特性への影響が大きい外軌側レールを測定します。
内軌側ではなく、外軌側です。

2 . 〇 設問の通りです。
軌道変位の状態は、日常の巡回検査や検測車による定期的な検測により常に把握し、不良箇所は速やかに適切な補修作業を行います。

3 . 〇 設問の通りです。
レールの摩耗は、直線区間ではレールの頭部が、また、曲線区間では外側のレールの頭部が顕著に摩耗します。

4 . 〇 設問の通りです。
バラストは、列車通過のたびに繰返しこすれ合うことにより、次第に丸みを帯び、軌道に変位が生じやすくなるため、丸みを帯びたバラストは順次交換が必要です。

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02

1 . 誤りです。軌道変位の通り変位の測定は、直線部では線路の起点を背にして左側レールを、また、曲線部では車両走行特性への影響が大きい外軌側レールを測定します。

2 . 設問の通りです。軌道変位の状態は、日常の巡回検査や検測車による定期的な検測により常に把握し、不良箇所は速やかに適切な補修作業を行います。

3 . 設問の通りです。レールの摩耗は、直線区間ではレールの頭部が、また、曲線区間では外側のレールの頭部が顕著に摩耗します。

4 . 設問の通りです。バラストは、列車通過のたびに繰返しこすれ合うことにより、次第に丸みを帯び、軌道に変位が生じやすくなるため、丸み等の不良となった場合は順次交換します。

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