1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問69

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問69 (訂正依頼・報告はこちら)

仮設工事に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 仮設構造物の安全率は、使用期間が短いもの、使用期間が長期にわたるもの、重要度の高いものなどもあるので、すべて本体構造と同じ安全率で計画する。
  • 仮設工事に使用する材料は、一般の市販品を使用し、可能な限り規格を統一して他工事でも転用できるような計画にする。
  • 仮設工事計画の策定にあたっては、本工事の工法・仕様などの変更にできるだけ追随可能な柔軟性のある計画とする。
  • 仮設工事計画の策定にあたっては、仮設物の運搬、設置、運用、メンテナンス、撤去などの面から総合的に考慮する。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.誤りです。仮設工事はその設置期間の短さや、使用頻度などの点から本体構造よりも低い安全率で計算してよいとされています。

2.設問のとおりです。経済性の点から、可能な限り規格を統一して、市販品を使うなどの工夫からコスト低下を目指します。

3.設問のとおりです。本工事のための仮設工事という位置づけですから、当然、本工事の計画変更に対する柔軟性を持ったものにしなければなりません。

4.設問のとおりです。

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02

1→誤りです。

仮設構造物の安全率は、本体構造より低くてよいです。

2→設問通りです。

仮設工事に使用する材料は、一般の市販品を使用し、

可能な限り規格を統一して代替えを容易にできるようにします。

3→設問通りです。

仮設工事計画の作成にあたっては、

本工事の工法・仕様変更などにできるだけ追随可能な柔軟性のある計画とします。

4→設問通りです。

仮設工事計画の策定にあたっては、

仮設物の運搬、設置、運用、メンテナンス、撤去などの面から

総合的に考慮して計画を立てます。

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