1級土木施工管理技術の過去問
平成27年度
(旧)平成25年〜27年度 問84

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成27年度 問84 (訂正依頼・報告はこちら)

道路上の工事に関する建設工事公衆災害防止対策要綱に定められた施工者が行うべき措置について次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 工事を予告する道路標識や標示板は、工事箇所の前方50mから500mの間の路側又は中央帯のうち、交通の支障とならず、かつ視認しやすい箇所に設置しなければならない。
  • 工事のために道路を1車線とし、それを往復の交互交通で一般車両を通行させる場合は、交通の整流化を図るため、規制区間をできるだけ長くするとともに、必要に応じて交通誘導員を配置しなければならない。
  • ガスや油等の可燃性物質の輸送管等の埋設物付近では、周囲に可燃性ガス等が検知器等によって存在しないことを確認し、保安上の措置を講じたとしても、溶接機や切断機等の機械器具を使用してはならない。
  • 夜間施工を行う場合は、バリケード等の柵に沿って高さ1m程度のもので最長100m前方から視認できる光度を有する保安灯を設置しなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問のとおりです。
2.誤りです。規制区間をできるだけ「短く」しなければなりません。
3.誤りです。やむを得ない場合において、その埋設物の管理者と協議の上、周囲に可燃性ガス等の存在しないことを検知器等によって確認し、熱遮へい装置など埋設物の保安上必要な措置を講じたときには溶接機などの使用をしてもよいとされています。
4.誤りです。施工者は、道路上において又は道路に接して土木工事を夜間施工する場合には、道路上又は道路に接する部分に設置したさく等に沿って、高さ1メートル程度のもので夜間150 メートル前方から視認できる光度を有する保安灯を設置しなければならないと定められています。

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02

1→設問通りです。

工事予告道路標識や標示板は、工事箇所の前方50m~500mの間の路側又は中央帯のうち、

交通の支障とならず、かつ視認しやすい箇所に設置します。

2→誤りです。

工事規制区間をできるだけ短くし、交通誘導員を配置します。

3→誤りです。

保安上の措置を講じれば、ガスや油等の可燃性物質の輸送管等の埋設物付近でも、

溶接機や切断機等の機械器具を使用することができます。

4→誤りです。

夜間施工時は、バリケード等の柵に沿って、高さ1m程度で最長150m前方から

視認できる光度を有する保安灯を設置しなければなりません。

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