1級土木施工管理技術の過去問
平成28年度
選択問題 問40

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成28年度 選択問題 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

水中コンクリートに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 水中不分離性コンクリートの打込みは、コンクリートポンプあるいはトレミーを用いて行うが、コンクリートの粘性が高く、コンクリートの閉塞の可能性が高いため、筒先を打ち込まれたコンクリートに埋め込まない状態で打ち込むことが望ましい。
  • 水中コンクリートの打込みは、打ち上がりの表面をなるべく水平に保ちながら所定の高さ又は水面上に達するまで、連続して打ち込む。
  • 水中不分離性コンクリートは、多少の速度を有する流水中へ打ち込んだり、水中落下させて打ち込んでも信頼性の高いものが得られる性能を有している。
  • コンクリートポンプを用いた水中コンクリートの打込みでは、管の先端部分が動揺する可能性がある場合には、コンクリートをかき乱すことのないように、先端部分は十分な質量をもたせるか、又は固定することが望ましい。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.誤りです。水中不分離性コンクリートの打込みはトレミー管をコンクリート内に埋め込んだ状態で打ち込みます。
2.設問の通りです。水中コンクリートは連続して打ち込むことを原則とします。
3.設問の通りです。材料分離を生じることなく高い充填性やセルフレベリング性を発揮します。また水中で落下させても分離しにくく、水質を汚濁しにくいという特徴があります。
4. 設問の通りです。先端は既に打ち込まれたコンクリートに30〜50㎝程度挿入します。

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02

「水中コンクリート」に関する問題です。

1.適当ではありません。

 水中コンクリートの打ち込みについて述べています。

 施工法として「トレミー工法」と「コンクリートポンプ工法」があり、

 トレミー工法はトレミー管を水中に突き立て管を通して流し込むのに対し、

 コンクリートポンプ工法は直接圧送して打設ます。

 そしてこの説明の通り、管先をコンクリート内に埋め込んだ状態が適当です。

2.適当です。

 本文の通りです。水中コンクリートは連続打ち込みが原則です。

3.適当です。

 本文の通りです。

4.適当です。

 本文の通りです。先に述べた「コンクリートポンプ工法」についてです。 

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