1級土木施工管理技術の過去問
平成28年度
選択問題 問56

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成28年度 選択問題 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

特殊な車両の通行許可等に関する次の記述のうち、道路法上、正しいものはどれか。
  • 許可なく又は通行許可条件に違反して特殊な車両を通行させた場合、運転手は罰則規定を適用されるものの、事業主は適用されない。
  • 特殊な車両の通行許可を受けた者は、通行期間、通行経路及び通行時間を運転手に伝え、許可証は常に事業所において保管しなければならない。
  • 車両の構造又は車両に積載する貨物が特殊である場合、道路管理者がやむを得ないと認めるときには、必要な条件を付して通行の許可を受けることができる。
  • 特殊な車両を通行させようとする者は、通行する道路の道路管理者が複数となる場合は、通行するそれぞれの道路管理者に通行許可の申請をする必要がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.誤りです。許可条件に違反して通行した場合や道路管理者の命令に違反した場合等にも同様に懲役又は罰金刑が科されます。 この罰則は、違反した運転手だけでなく、会社や事業主も同様に罰せられます。
2.誤りです。許可証は事務所ではなく、当該車両に備え付けておかなければなりません。
3.設問の通りです。なお、「車両に積載する貨物が特殊である」というのは、積載貨物が分割できないためにやむを得ず、制限値を超える車両のことをさします。
4. 誤りです。一般国道と主要地方道などのように、申請経路が2以上の道路管理者にまたがるときには、どちらかの管理者の窓口に申請すればよいことになっています。

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02

「特殊な車両の通行許可等」に関する、「道路法上」正しいものを選ぶ問題です。

1.誤っています。

 「事業者」も罰則を受けます。

2.誤っています。

 「事業所において保管」ではなく、「当該車両に備え付け」ておかなければなりません。

3.正しいです。

 本文の通りです。

4.誤っています。

 この場合は「どちらか」の「管理者」窓口に申請すれば良い。が正解です。 

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