1級土木施工管理技術の過去問
平成29年度
選択問題 問48
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成29年度 選択問題 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
下水道工事における小口径管推進工法の施工に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 小型立坑での鏡切りは、切羽部の地盤が不安定であると重大事故につながるため、地山や湧水の状態、補助工法の効果を確認後に行う。
- 滑材の注入における誘導管の滑材吐出口の位置は、任意に設定できるので、推進力の推移をみながら位置を決定し滑材の注入を行う。
- 推進管理の測量におけるレーザトランシット方式は、先導体内にすえつけたレーザトランシットから発進立坑のターゲットにレーザ光を照射する方式である。
- 先導体の曲進は、機構を簡易なものとするためにコピーカッタで曲線内側を掘削する方法を採用するのが一般的である。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.適当ではありません。
滑材吐出口の位置は、先導体後部及び発進坑口止水器部に限定されています。
(技術資料「圧入式・スクリュ排土方式 圧入式・泥水排土方式」(2015年改訂版P46) スピーダー協会より)
3.適当ではありません。
先導立坑に設置した本体から、先導体内のターゲットにレーザ光を照射する方式です。
4.適当ではありません。
先導体の曲進もカッタヘッドの回転によって掘削していきます。
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02
4択から適当なものを選ぶ問題です。
専門的な用語が多く出てきますが、誤っている選択肢には矛盾点があることを見つけましょう。
1.適当です。
2.誤っています。
×滑剤吐出口の位置は任意に設定できる
→どこでもつけて良いわけではありません。
先導体後部及び発進坑口止水器部に限定しています。
(要は邪魔にならないところです。)
3.誤っています。
×先導体内にすえつけたレーザトランシットから発進立坑のターゲットにレーザ光を照射
→動くものから不動のターゲットへは照射しません。逆です。
4.誤っています。
小口径管推進工法においては、曲進もカッターヘッドの回転で掘削します。
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