1級土木施工管理技士 過去問
平成29年度 択一式
問51 (選択問題 問51)

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問題

1級土木施工管理技士試験 平成29年度 択一式 問51(選択問題 問51) (訂正依頼・報告はこちら)

労働基準法令に定められている就業に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 使用者は、土木工事において、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、この児童を使用してはならない。
  • 使用者は、満18歳に満たない者を高さが5m以上の場所で、墜落により労働者が危害を受けるおそれのあるところにおける業務に就かせてはならない。
  • 使用者は、満16歳以上満18歳未満の男性を10kg以上の重量物を断続的に取り扱う業務に就かせてはならない。
  • 使用者は、産後1年を経過していない女性をさく岩機等、身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務に就かせてはならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

労働基準法令に定められている就業に関する問題です。

選択肢1. 使用者は、土木工事において、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、この児童を使用してはならない。

問題文の通りです。

選択肢2. 使用者は、満18歳に満たない者を高さが5m以上の場所で、墜落により労働者が危害を受けるおそれのあるところにおける業務に就かせてはならない。

問題文の通りです。

選択肢3. 使用者は、満16歳以上満18歳未満の男性を10kg以上の重量物を断続的に取り扱う業務に就かせてはならない。

誤りです。
満16歳以上満18歳未満の男性で、継続作業の場合は20kg以上の重量物の就労不可です。断続作業の場合は30kg以上となっています。

選択肢4. 使用者は、産後1年を経過していない女性をさく岩機等、身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務に就かせてはならない。

問題文の通りです。

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02

誤っているものは「使用者は、満16歳以上満18歳未満の男性を10kg以上の重量物を断続的に取り扱う業務に就かせてはならない。」です。

選択肢1. 使用者は、土木工事において、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、この児童を使用してはならない。

適当です。労働基準法第56条です。

選択肢2. 使用者は、満18歳に満たない者を高さが5m以上の場所で、墜落により労働者が危害を受けるおそれのあるところにおける業務に就かせてはならない。

適当です。

労働基準法労働基準法第64条の3(危険有害業務の就業制限)の③→厚生労働省令より。

選択肢3. 使用者は、満16歳以上満18歳未満の男性を10kg以上の重量物を断続的に取り扱う業務に就かせてはならない。

誤っています。

労働基準法第64条の3(危険有害業務の就業制限)の③→厚生労働省令より、

満16歳以上満18歳未満の男性が一人で重量物を扱う場合、法令で定める上限は 断続作業で30 kg未満、継続作業で20 kg未満です。

30 kg以上(断続)または20 kg以上(継続)の重量物を取り扱わせてはいけません。

なお、同じ年齢の女性は、断続作業で25 kg未満、継続作業で15 kg未満が上限となります。

選択肢4. 使用者は、産後1年を経過していない女性をさく岩機等、身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務に就かせてはならない。

適当です。

労働基準法第64条の3(危険有害業務の就業制限)の③→厚生労働省令より。

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