1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
選択問題 問4

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解2】

1:適当です。建設発生土を工作物の埋戻し材に用いる場合は、供用開始後に工作物との間にすきまや段差が生じないように圧縮性の小さい材料を用いなければいけません。

2:適当ではありません。建設発生土を安定処理して裏込め材として利用する場合は、安定処理された土は一般的に透水性が低くなるので、裏面排水工は、十分な排水能力を有するものを設置する必要があります。

3:適当です。道路の路体盛土に第1種から第3種建設発生土を用いる場合は、巨礫などを取り除き粒度分布に留意すれば、一般的な場合そのまま利用が可能です。

4:適当です。道路の路床盛土に第3種及び第4種建設発生土を用いる場合は、締固めを行っても強度が不足するおそれがあるので、一般的にセメントや石灰などによる安定処理が行われます。

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02

1.適当です。

 建設発生土を工作物の埋戻し材に用いる場合、「圧縮性の小さい」材料を

 用いなければならなりません。

 →工作物との間にすきまや段差が生じないようにするためです。

2.適当ではありません。

 まず、「安定処理された土」とは、他の土質との混合、乾燥処理、

 セメント系添加剤を加えるといった土質改良した土をさします。

 誤っているのは、必ずしも「透水性が高くなる」とは土質によって

 言えないというところです。

3.適当です。

 道路の路体盛土において、第一種建設発生土(砂、礫及びこれに準ずるもの)、

 第二種建設発生土(砂質土、礫質土及びこれらに準ずるもの)、

 第三種発生土(通常の施工性が確保される粘性土及びこれに準ずるもの)は

 本文の通りの留意事項を守れば、そのまま利用が可能です。

4.適当です。

 前述の第三種建設発生土や第四種建設発生土

 (第三種建設発生土を除く粘性土及びこれに準ずるもの)を用いる場合は、

 締固めを行っても強度が不足するおそれがありますので、

 「セメントや石灰」などによる「安定処理」が行われます。  

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