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1級土木施工管理技術の過去問 平成30年度 選択問題 問6

問題

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コンクリート用骨材に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
   1 .
アルカリシリカ反応を生じたコンクリートは特徴的なひび割れを生じるため、その対策としてアルカリシリカ反応性試験で区分A「無害」と判定される骨材を使用する。
   2 .
細骨材中に含まれる多孔質の粒子は、一般に密度が小さく骨材の吸水率が大きいため、コンクリートの耐凍害性を損なう原因となる。
   3 .
JISに規定される再生骨材Hは、通常の骨材とほぼ同様の品質を有しているため、レディーミクストコンクリート用骨材として使用することが可能である。
   4 .
砕砂に含まれる微粒分の石粉は、コンクリートの単位水量を増加させ、材料分離が顕著となるためできるだけ含まないようにする。
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 選択問題 問6 )
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この過去問の解説 (2件)

21
【正解4】

1:適当です。アルカリシリカ反応を生じたコンクリートは特徴的なひび割れを生じるため、その対策としてアルカリシリカ反応性試験で区間A「無害」と判定される骨材を使用します。

2:適当です。細骨材中に含まれる多孔質の粒子は、一般に密度が小さく骨材の吸水率が大きいため、コンクリートの耐凍害性を損なう原因となります。

3:適当です。JISに規定される再生骨材Hは、通常の骨材とほぼ同様の品質を有しているため、レディーミクストコンクリート用骨材として使用することが可能です。

4:適当ではありません。砕砂に含まれる微粒分の石粉は、最初から考慮した設計としているため、顕著な材料分離はみられません。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

コンクリート用「骨材」に関する問題です。

1.適当です。

 骨材において「アルカリシリカ反応」という用語は頻出です。

 「アルカリシリカ反応」とは簡単に述べると、コンクリートは高い

 「アルカリ性」を有しており、そのコンクリート中のアルカリ分が

 使用されている骨材中の成分と化学反応を起こし、

 「アルカリシリカゲル」を生成します。

 それが吸水、膨張性をもっているのでひび割れが生じてしまうことです。

 そのため、本文の通り、アルカリシリカ反応性試験で区分A「無害」と判定

 される骨材を使用しなければなりません。

2.適当です。

 多孔質:孔が多い、 密度が小さい:スカスカ、吸水しやすい ので、

 コンクリートの耐凍害性を損なう原因となるのです。

3.適当です。

 「再生骨材H」は高い耐久性、強度を持っているものです。

 本文の通りですので、レディーミクストコンクリート用骨材として

 使用することができます。

 本文そのまま覚えていただいても良い選択肢です。

4.適当ではありません。

 砕砂に含まれる微粒分の石粉に関して述べられていますが、

 これは最初から考慮した設計となっているので、本文のような材料分離が

 顕著となるようなことはありません。  

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