1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
選択問題 問41
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 選択問題 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄道路盤改良における噴泥対策工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 噴泥は、大別して路盤噴泥と道床噴泥に分けられ、路盤噴泥は地表水又は地下水により軟化した路盤の土が、道床の間げきを上昇するものである。
- 噴泥対策工の一つである道床厚増加工法は、在来道床を除去し、軌きょうをこう上して新しい道床を突き固める工法である。
- 路盤噴泥の発生を防止するには、その発生の誘因となる水、路盤土、荷重の三要素のすべてを除去しなければならない。
- 噴泥対策工の一つである路盤置換工法は、路盤材料を良質な噴泥を発生しない材料で置換し、噴泥を防止する工法である。
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この過去問の解説 (3件)
01
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02
鉄道路盤改良における「噴泥対策工」に関する問題です。
噴泥とは、鉄道における線路構造の「老朽化」や「異常」をきたした状態のひとつです。
泥が噴き出たように見える現象です。
1.適当です。
噴泥の大別と、「路盤噴泥」の説明に関して述べられており、本文通りです。
2.適当です。
噴泥対策の一つである「道床厚増加工法」について述べており、
その内容は本文の通りです。
3.適当ではありません。
路盤噴泥の発生を防止するには、「水」、「路盤土」、「荷重」の三要素が
発生の誘因となりますが、「すべて」ではなく「いずれか」を除去したうえで
改良等を施せばよいのです。
4.適当です。
噴泥対策の一つである「路盤置換工法」について述べており、
本文の通りです。
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03
1→設問通りです。
噴泥は、大別して路盤噴泥と道床噴泥に分けられます。
路盤噴泥は、地表水又は地下水により軟化した路盤の土が、道床の間げきを
上昇するもので、
道床噴泥は、道床の砕石が、細粒化して泥となったり、
飛散した泥が道床に積もったりする現象です。
2→設問通りです。
噴泥対策工の一つである道床厚増加工法は、在来道床を除去して、
軌きょうをこう上して新しい道床を突き固める工法です。
3→誤りです。
路盤噴泥の発生を防止するには、
水、又は、路盤土だけ除去すればよいです。
4→設問通りです。
路盤置換工法は、路盤材料を良質な噴泥を発生しない材料で置換し、
噴泥を防止する工法です。
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