1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
必須問題 問80

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 必須問題 問80 (訂正依頼・報告はこちら)

型わく支保工に関する次の記述のうち、事業者が講じなければならない措置として、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
  • 型わく支保工を組み立てるときは、支柱、はり、つなぎ、筋かい等の部材の配置、接合の方法及び寸法が示されている組立図を作成し、かつ、当該組立図により組み立てなければならない。
  • コンクリートの打設の作業を行なうときは、打設を開始した後、速やかに、当該作業箇所に係る型わく支保工について点検し、異状を認めたときは、補修する。
  • 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、型わく支保工の組立て等の作業に労働者を従事させない。
  • 型わく支保工の組立ての作業においては、支柱の脚部の固定、根がらみの取付け等の脚部の滑動を防止するための措置を講じる。

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この過去問の解説 (2件)

01

1→設問の通りです。組み立て図に基づいて型わく支保工を組み立てなければなりません。

2→誤りです。正しくは、”その日の作業を開始する前に、当該作業に係る型わく支保工について点検し、異状を認めたときは、補修すること。”となりますので、打設を開始してからではありません。

3→設問の通りです。悪天候により作業に危険がおよぶおそれがある場合は労働者に作業を行わせてはいけません。

4→設問の通りです。労働安全衛生規則 第二編 第三章 型わく支保工の第242条に同様の記載がされています。

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02

1→設問通りです。

型わく支保工を組み立てるときは、組立図を作成しなければなりません。

その組立図には、支柱、梁、つなぎ、筋かい等の部材の配置や接合方法及び

寸法が示されている必要があります。

2→誤りです。

コンクリートの打設作業を行なうときは、

打設をする前に型わく支保工の点検を行わなければなりません。

また、異状を認めたときは、直ちに補修しなければなりません。

3→設問通りです。

強風、大雨、大雪等の悪天候のため、

作業の実施について危険が予想されるときは、

型わく支保工の組立て等の作業に労働者を従事させないようにします。

4→設問通りです。

型わく支保工の組立ての作業においては、

①敷角の使用。(支柱沈下防止のため)

②支柱の脚部の固定、根がらみの取付け。(支柱の滑動を防止するため)

③支柱の継手は、突合せ接手、又は差込み継手とする。

などが定められています。

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