1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
必須問題 問82
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 必須問題 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
明り掘削作業に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、正しいものはどれか。
- 地山の崩壊又は土石の落下による労働者の危険を防止するため、大雨の後、中震以上の地震の後等の際、作業箇所及びその周辺の地山の状態変化を、労働者全員の目で点検させなければならない。
- 掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業を行う場合は、ずい道等の掘削等作業主任者技能講習を修了した者のうちから、作業主任者を選任しなければならない。
- 手掘りにより砂からなる地山の掘削作業を行なうときは、掘削面のこう配を35度以下とし、又は掘削面の高さを5m未満とする。
- 運搬機械等が、労働者の作業箇所に後進して接近するとき、又は転落するおそれのあるときは、運転手が自ら十分に確認を行わなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
2→誤りです。掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業を行う場合は、地山の掘削作業主任者の選任が必要です。
3→設問の通りです。労働安全衛生規則 第二編 第六章 掘削作業等における危険の防止の第357条に同様の記載がされています。
4→誤りです。運搬機械等が後進してきたときに、転落等の危険が予想される場合は誘導者を配置しなければなりません。
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02
1→誤りです。
事業者は、明かり掘削作業を行う時は、
地山の崩壊又は土石の落下による労働者の危険を防止するために、
労働者全員ではなく点検者に点検させます。
2→誤りです。
事業者は、掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業を行う場合は、
【地山の掘削および土止め支保工作業主任者技能講習】の
修了者の中から、【地山の掘削主任者】を選任します。
3→設問通りです。
砂からなる地山の掘削作業では、
掘削面の勾配35°以下または掘削面の高さを5m未満としなければなりません。
4→誤りです。
運搬機械等が、労働者の作業箇所に後進して接近する時や、
転落するおそれのあるときは、誘導員を配置しその者に
これらの機械を誘導させなければなりません。
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