1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
必須問題 問83
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 必須問題 問83 (訂正依頼・報告はこちら)
土止め支保工の作業にあたり事業者が遵守しなければならない事項に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
- 切りばり及び腹おこしは、脱落を防止するため、矢板、くい等に確実に取り付け、中間支持柱を備えた土止め支保工では、切りばりを当該中間支持柱に確実に取り付ける。
- 火打ちを除く圧縮材の継手は、重ね継手とし、切りばり又は火打ちの接続部及び切りばりと切りばりの交さ部は、当て板をあててボルトにより緊結し、溶接により接合する等の方法により堅固なものとする。
- 土止め支保工作業主任者には、土止め支保工の作業方法を決定し、作業の直接指揮にあたらせるとともに、使用材料の欠点の有無並びに器具や工具を点検し、不良品を取り除く職務も担わせる。
- 切りばり又は腹おこしの取付け又は取り外しの作業を行なう箇所には、関係労働者以外の労働者の立入禁止措置を講じ、材料、器具又は工具を上げ、又はおろすときは、つり綱、つり袋等を使用させる。
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この過去問の解説 (2件)
01
2→誤りです。火打ちを除く圧縮材の継手は、重ね継手ではなく、突合せ継手とするのが正解です。
3→設問の通りです。土止め支保工作業主任者の職務として行わなければいけません。(労働安全衛生規則 第二編 第六章 掘削作業等における危険の防止の第374条)
4→設問の通りです。労働安全衛生規則 第二編 第六章 掘削作業等における危険の防止の第372条に同様の記載がされています。
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02
1→設問通りです。
切梁、腹おこしは、脱落を防止するため、
矢板や杭等に確実に取り付けなければなりません。
そして、中間支持柱を備えた土止め支保工にあっては、
切梁を当該中間支持柱に確実に取り付けます。
2→誤りです。
火打ちを除く圧縮材の継手は、
突合せ継手としなければなりません。
3→設問通りです。
土止め支保工作業主任者には、
以下のことを行わせなければなりません。
①土止め支保工の作業方法を決定し、作業を直接指揮すること。
②材料の欠点の有無及び器具や工具を点検し、不良品を取り除くこと。
③墜落制止用器具や保護帽の使用状況の監視。
4→設問通りです。
土止め支保工の切梁、腹おこしの取付け、取り外しの作業を行なう時は、
以下の措置を取らなければなりません。
①当該作業を行う箇所には、関係労働者以外の労働者の立入禁止措置を講じる
②材料、器具、工具を上げ下す時は、つり綱、つり袋等を労働者に使用させる
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