1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
必須問題 問86

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 必須問題 問86 (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 品質管理は、品質特性や品質規格を決め、作業標準に従って実施し、できるだけ早期に異常を見つけ品質の安定をはかるために行う。
  • 品質管理は、施工者自らが必要と判断されるものを選択し実施すればよいが、発注者から示された設計図書など事前に確認し、品質管理計画に反映させるとよい。
  • 品質管理に用いられるx-R管理図は、中心線から等間隔に品質特性に対する上・下限許容値線を引き、得られた試験値を記入することで、品質変動が判定しやすく早期にわかる。
  • 品質管理に用いられるヒストグラムは、品質の分布を表すのに便利であり、規格値を記入することで、合否の割合や規格値に対する余裕の程度が判定できる。

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この過去問の解説 (2件)

01

1→設問の通りです。要求事項を満たす品質を確保するために行うのが品質管理です。

2→設問の通りです。設計図書等から要求される品質を把握し、管理計画に反映させることが品質管理です。

3→誤りです。工程が安定しているかどうかを判断するための管理図です。

4→設問の通りです。ヒストグラムは一目でばらつきと異常値を確認することができます。

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02

1→設問通りです。

品質管理を行なうためには、品質特性、品質規格、作業標準を定めてから、

施工を実施する必要があります。

品質管理は、データを採取して、

できるだけ早期に異常を発見し、品質の安定をはかるために行います。

2→設問通りです。

品質管理は、施工者(受注者)が、自らが必要と判断されるものを実施して、

発注者から示された設計図書などに準じて、品質管理計画に反映させます。

3→誤りです。

x-R管理図は、品質変動を早期に判定することはできません。

4→設問通りです。

品質管理に用いられるヒストグラムは、

品質の分布を表す形状から、

製品の合否判定の割合や、規格値に対する余裕を判定することができます。

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