1級土木施工管理技術の過去問
平成30年度
必須問題 問88
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 平成30年度 必須問題 問88 (訂正依頼・報告はこちら)
道路のアスファルト舗装における各工種の品質管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 構築路床の品質管理には、締固め度、飽和度及び強度特性などによる方法の他に、締固め機械の機種と転圧回数による方法がある。
- 下層路盤の締固め度は、試験施工あるいは工程の初期におけるデータから、必要な転圧回数が求められた場合には、転圧回数で管理することができる。
- セメント安定処理路盤のセメント量は、定量試験又は使用量により管理する。
- 表層及び基層の締固め度をコア採取により管理する場合は、工程の初期はコア採取の頻度を少なくし、工程の中期では頻度を多くして管理する。
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この過去問の解説 (2件)
01
2→設問の通りです。試験施工等で品質の確保が確認できれば、転圧回数で管理することが可能です。
3→設問の通りです。セメント量は定量試験または使用量による管理で施工可能です。
4→誤りです。工程の初期はコア採取の頻度を多くし、工程が進むに従って頻度を減らす手法を行うのが正しい管理方法です。
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02
1→設問通りです。
構築路床の品質管理には、
締固め度、飽和度、強度特性などによる品質規定方式、
締固め機械の機種と転圧回数による工法規定方式があります。
2→設問通りです。
下層路盤の締固め度は、土の密度で管理することが一般的です。
しかし、既存のデータから、必要な転圧回数が求められた場合には、
転圧回数で管理することもできます。
3→設問通りです。
セメント安定処理路盤のセメント量は、
定量試験又は使用量により管理します。
使用量による管理は 使用済みセメント袋の空袋確認などで行います。
4→誤りです。
アスファルト舗装の品質管理の試験頻度は、
工程の初期はコア採取の頻度を基準回数より多くして、
工程の中期では基準回数に戻して管理します。
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