1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
選択問題 問29

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 選択問題 問29 (訂正依頼・報告はこちら)

道路のアスファルト舗装における加熱アスファルト混合物の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 初転圧の転圧温度は、一般に 110 〜 140 ℃で、ヘアクラックの生じない限りできるだけ高い温度とする。
  • ホットジョイントの場合は、縦継目側の 5 〜 10 cm幅を転圧しないでおいて、この部分を後続の混合物と同時に締め固める。
  • 敷均し作業中に雨が降りはじめた場合には、敷均し作業を中止するとともに、敷き均した混合物を速やかに締め固めて仕上げる。
  • 各層の継目位置は、既設舗装の補修・拡幅などの場合を除いて、下層の継目の上に上層の継目を重ねるようにする。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

1.適当。問題文の通りです。

一般に初転圧温度は110~140℃、2次転圧終了温度は70~90℃、交通解放時の表面温度は50℃以下です。

2.適当。問題文の通りです。

3.適当。問題文の通りです。

4.誤り。下層の継ぎ目と合わせないようにします。通常、15cm程度ずらし、各層の継ぎ目は車両の通行位置の直下にならないよう注意します。

参考になった数23

02

1→設問の通りです。

初転圧の転圧温度は、一般に 110 〜 140 ℃でヘアクラックの生じない限り

できるだけ高い温度とします。

初転圧温度が低すぎると十分な締固めが出来ず舗装に凹凸が出来ます。

2次転圧終了温度は70~90℃、

交通解放時の表面温度は50℃以下です。

2→設問の通りです

ホットジョイントの場合は、縦継目側の 5 〜 10 cm幅を転圧しないでおいて、

この部分を後続の混合物と同時に締め固めます。

3→設問の通りです。

敷均し作業中に雨が降りはじめた場合には、敷均し作業を中止するとともに、

敷き均した混合物を速やかに締め固めて仕上げます。

4→誤りです。

各層の継目位置は、既設舗装の補修・拡幅などの場合を除いて、

下層の継目の上に上層の継目を重ならないようにします。

縦継目部では15㎝、横継目部では1m程度ずらして施工しなければなりません。

参考になった数18