1級土木施工管理技士 過去問
令和元年度
問39 (選択問題 問39)
問題文
港湾の防波堤の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級土木施工管理技術試験 令和元年度 問39(選択問題 問39) (訂正依頼・報告はこちら)
港湾の防波堤の施工に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 傾斜堤は、施工設備が簡単であるが、直立堤に比べて施工時の波の影響を受け易いので、工程管理に注意を要する。
- ケーソン式の直立堤は、本体製作をドライワークで行うことができるため、施工が確実であるが、荒天日数の多い場所では海上施工日数に著しい制限を受ける。
- ブロック式の直立堤は、施工が確実で容易であり、施工設備も簡単であるなどの長所を有するが、各ブロック間の結合が十分でなく、ケーソン式に比べ一体性に欠ける。
- 混成堤は、水深の大きい箇所や比較的軟弱な地盤にも適し、捨石部と直立部の高さの割合を調整して経済的な断面とすることができるが、施工法及び施工設備が多様となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1→誤りです。
傾斜堤は、石やコンクリートブロックを台形上に組んで捨て込んだ防波堤です。
直立堤に比べて施工時の波の影響を受けにくく、
また、工程が単純で工程管理が簡単です。
2→設問の通りです。
ケーソン式の直立堤は本体にケーソンを用いた防波堤です。
本体製作をドライワーク(乾燥した地上部)で行うことができるため、施工は確実です。
しかし、荒天日数の多い場所では海上施工日数に著しい制限を受けます。
3→設問の通りです。
ブロック式の直立堤は、コンクリートブロックを積み上げた防波堤です。
施工が確実で容易であり、施工設備も簡単であるなどの長所があります。
しかし、各ブロック間の結合が十分でなく、ケーソン式に比べ一体性に欠けます。
4→設問の通りです。
混成堤は、捨石部の上に直立壁を設けた防波堤です。
水深の大きい箇所や比較的軟弱な地盤にも適しています。
また、捨石部と直立部の高さの割合を調整して経済的な断面とすることができますが、施工法及び施工設備が多様となります。
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02
1.誤り。傾斜堤のほうが反射波が少ないため、施工時の波の影響を受けにくいです。一般に傾斜堤は比較的波が小さく、水深の浅い場所で用いられます。
2.適当。問題文の通りです。直立堤は基礎地盤が堅固で洗掘の恐れが少ない場所で用いられます。ケーソンの制作に費用を要する欠点もあります。
3.適当。問題文の通りです。
4.適当。問題文の通りです。
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03
防波堤は、港湾の安全性を確保する上で重要な施設です。傾斜堤、直立堤、混成堤など、様々な種類があり、それぞれの特徴や施工上の注意点を理解することが重要です。
不適当: 傾斜堤は、波の影響を受けにくいです。
適当: 荒天日数の多い場所では、海上据付作業が制限され、施工期間が長期化する可能性があります。
適当: ブロック式の直立堤は、ケーソン式に比べて施工が容易で、設備も簡単ですが、ブロック間の結合が不十分なため、一体性に欠けるという欠点があります。
適当: 混成堤は、水深が大きい場所や軟弱地盤に適しており、経済的な断面とすることができます。しかし、構造が複雑になるため、施工法や施工設備が多様になるという側面もあります。
防波堤の施工は、港湾の安全性を確保する上で非常に重要な工程です。各種類の防波堤の特徴、施工上の注意点、波浪の影響などを理解し、適切な施工計画を立てることが重要です。特に、ケーソン式直立堤の海上据付、ブロック式直立堤の一体性、混成堤の施工法などは、試験でも問われやすいポイントなので、しっかりとおさえておきましょう。
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