1級土木施工管理技士 過去問
令和元年度
問67 (必須問題 問67)
問題文
資材・機械の調達計画立案に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級土木施工管理技術試験 令和元年度 問67(必須問題 問67) (訂正依頼・報告はこちら)
資材・機械の調達計画立案に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 資材計画では、各工種に使用する資材を種類別、月別にまとめ、納期、調達先、調達価格などを把握しておく。
- 機械計画では、機械が効率よく稼働できるよう、短期間に生じる著しい作業量のピークに合わせて、工事の変化に対応し、常に確保しなければならない。
- 資材計画では、特別注文品など長い納期を要する資材の調達は、施工に支障をきたすことのないよう品質や納期に注意する。
- 機械計画では、機械の種類、性能、調達方法のほか、機械が効率よく稼働できるよう整備や修理などのサービス体制も確認しておく。
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この過去問の解説 (3件)
01
【正解は2です】
1→正しいです。
問題文の通り、資材計画において、各工種に使用する資材を種類別、月別にまとめ、納期、調達先、調達価格などを把握しておくことにより、資材の無駄や材料待ちによる工程の遅延の防止や共通仮設費などの無駄を省くなど、適正な予算管理などが行えます。
2→誤りです。
機械計画では、建設機械の稼働率をできるだけ上げるようにし、作業量が大きく変動しないように作業計画を策定します。
そうすることで、作業労務の平準化や重機経費(重機リース料や重機回送費等)の軽減につながります。
3→正しいです。
問題文の通り、特別注文品など長い納期を要する資材の調達は、施工に支障をきたすことのないよう品質や納期に注意します。
これを怠ると、品質劣化による再納入や資材搬入待ちなどによる工程の遅延や、材料費・共通仮設費の増大などをまねきます。
4→正しいです。
問題文の通り、機械計画では、機械の種類、性能、調達方法のほか、機械が効率よく稼働できるよう整備や修理などのサービス体制も確認しておきます。
機械の選定を誤ると作業効率が上がらず、さらに急な整備や修理などで工事が中断などしてしまうと、工程の遅延や労務費、重機経費、共通仮設費などの増大につながります。
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02
1→設問通りです。
資材計画では、各工種に使用する資材を種類別、月別にまとめます。
その際には、納期、調達先、調達価格などを把握しておく必要があります。
2→誤りです。
機械計画では、機械効率を最大限にあげるようにし、
作業量のピークを平準化して、その必要量だけ建設機械を確保します。
3→設問通りです。
資材計画では、特別注文品など長い納期を要する資材は、
施工に支障をきたすことのないよう、その品質や納期に注意して発注します。
4→設問通りです。
機械計画では、機械の種類、性能、調達方法を確認すること。
これとあわせて、機械が効率よく稼働できるよう、
その整備・修理などのサービス体制も確認します。
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03
資材・機械の調達計画は、工事の成否を左右する重要な要素の一つです。問題を通して、適切な資材・機械調達計画の立案に必要な知識を深めましょう。
適当: 資材計画では、使用する資材の種類、数量、納期、調達先、調達価格などを把握し、適切な調達計画を立てることが重要です。
不適当: 機械計画では、機械の効率的な稼働を考慮し、作業量のピークに合わせて必要な機械を確保しますが、必ずしも常に全ての機械を確保する必要はありません。工事の進捗に合わせて、必要な時に必要な機械を調達できるような計画を立てることが重要です。
適当: 特別注文品など納期が長い資材は、早めに調達計画を立て、品質や納期に注意する必要があります。
適当: 機械計画では、機械の種類、性能、調達方法だけでなく、整備や修理などのサービス体制も確認しておくことで、機械の故障時にも迅速に対応できます。
資材の調達価格は、市場の変動や調達先の状況によって変化する可能性があるため、常に最新の情報を把握しておく必要があります。また、機械の稼働率は、作業内容や現場条件によって変化するため、余裕を持った計画を立てておく必要があります。
これらのポイントや注意点を踏まえ、適切な資材・機械調達計画を立てるようにしましょう。
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