1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問70
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
施工計画における建設機械に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 施工計画においては、工事施工上の制約条件より最も適した建設機械を選定し、その機械が最大能率を発揮できる施工法を選定することが合理的かつ経済的である。
- 組合せ建設機械の選択においては、従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等、あるいは幾分低めにする。
- 機械施工における施工単価は、機械の「運転1時間当たりの機械経費」を「運転1時間当たりの作業量」で除することによって求めることができる。
- 単独の建設機械又は組み合わされた一群の建設機械の作業能力は、時間当たりの平均作業量で算出するのが一般的である。
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解は2です】
1→正しいです。
問題文の通り、施工計画においては、工事施工上の制約条件より最も適した建設機械を選定し、その機械が最大能率を発揮できる施工法を選定することが合理的かつ経済的です。
2→誤りです。
組合せ建設機械の選択においては、従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等、あるいは幾分高めにします。
低めにしてしまうと、主作業の停滞をまねいてしまい、工程の遅延や工事費の増大につながってしまいます。
また、主作業の施工能力が同等又は低めだと、主作業の施工能力を管理することにより建設機械の計画・選定が可能です。
3→正しいです。
問題文の通り、機械施工における施工単価は、機械の「運転1時間当たりの機械経費」を「運転1時間当たりの作業量」で除することによって求めることができます。
4→正しいです。
問題文の通り、単独の建設機械又は組み合わされた一群の建設機械の作業能力は、時間当たりの平均作業量で算出するのが一般的です。
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02
1→設問通りです。
施工計画においては、工事施工上の制約条件を考慮し、最も適した建設機械を選定します。
工事の施工法は、建設機械が最大能率を発揮できる施工法を選定することが
合理的かつ経済的です。
2→誤りです。
組合せ建設機械の選択は、
従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等、あるいは幾分高めにします。
3→設問通りです。
機械施工における施工単価は、
「運転1時間当たりの機械経費」÷「運転1時間当たりの作業量」で求めることができます。
4→設問通りです。
単独の建設機械又は組み合わされた一群の建設機械の作業能力は、
時間当たりの平均作業量で算出します。
(時間当たりの最大作業量で算出してはいけません。)
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