1級土木施工管理技術の過去問 令和元年度 必須問題 問71
この過去問の解説 (2件)
【正解は4です】
1→正しいです。
問題文の通り、工程管理は、施工計画において品質、原価、安全など工事管理の目的とする要件を総合的に調整し、策定された基本の工程計画をもとにして実施します。
2→正しいです。
問題文の通り、工程管理を行う場合は、常に工事の進捗状況を把握して計画と実施のずれを早期に発見し、必要な是正措置を行います。
3→正しいです。
問題文の通り、横線式工程表は、横軸に日数をとるので各作業の所要日数がわかり、作業の流れが左から右へ移行しているので作業間の関連を把握することができます。
ただし、各作業工程の関連が把握しづらいです。
4→誤りです。
一つの作業の遅れや変化が工事全体の工期にどのように影響してくるかを、早く正確に把握することに適しているのは「ネットワーク工程表」です。
「工程曲線(工程管理曲線)」は、全体の進捗情報を把握するのに向いています。縦軸に進捗率、横軸に日付を記入して作成します。ですが、各作業工程の進捗については明記がないので把握しづらいです。
1→設問通りです。
工程管理は、施工計画において品質、原価、安全など工事管理の目的とする要件を
総合的に調整して、策定された基本の工程計画をもとにして実施されます。
2→設問通りです。
工程管理を行う場合は、常に工事の進捗状況を把握して
計画と実施のずれを早期に発見することが重要です。
ずれを発見したときは、直ちに必要な是正措置を実施します。
3→設問通りです。
横線式工程表(バーチャート工程表)は、
横軸に日数をとるので各作業の所要日数がわかりやすい。
また、作業の流れが左から右へ移行しているので作業間の関連を把握すること容易です。
4→誤りです。
工程曲線(曲線式工程表)は、工期に対する遅れや影響の把握には適していません。
一つの作業の遅れや変化が工事全体の工期にどのように影響してくるかを早く、正確に把握することに適しているのは、ネットワーク工程表です。
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