1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問72
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問72 (訂正依頼・報告はこちら)
工程管理における日程計画に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 日程計画では、各種工事に要する実稼働日数を算出し、この日数が作業可能日数より多くなるようにする。
- 作業可能日数は、暦日による日数から定休日、天候その他に基づく作業不能日を差し引いて推定する。
- 資源の山積みとは、契約工期の範囲内で施工順序や施工時期を変えながら、人員や資機材など資源の投入量が最も効率的な配分となるよう調整し、工事のコストダウンをはかるものである。
- 「 1 時間平均施工量」に「 1 日平均作業時間」を乗じて得られる 1 日平均施工量は、「工事量」を「作業可能日数」で除して得られる 1 日の施工量よりも少なくなるようにする。
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解は2です】
1→誤りです。
日程計画では、各種工事に要する実稼働日数を算出し、この日数が作業可能日数より少なくなるようにします。
2→正しいです。
作業可能日数は、暦日による日数から定休日、天候その他に基づく作業不能日を差し引いて推定します。また、公共や学校等のイベントによる作業不能日があれば考慮します。
3→誤りです。
契約工期の範囲内で施工順序や施工時期を変えながら、人員や資機材など資源の投入量が最も効率的な配分となるよう調整し、工事のコストダウンをはかることは、「資源の山崩し」と呼ばれています。
「資源の山積み」は、契約工期の範囲内で最短での施工順序や施工時期で、人員や資機材など、資源の投入量を調整せずに積み上げることです。
4→誤りです。
「 1時間平均施工量」に「 1 日平均作業時間」を乗じて得られる1日平均施工量は、「工事量」を「作業可能日数」で除して得られる1日の施工量よりも多くなるようにします。
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02
1→誤りです。
日程計画では、各種工事に要する実稼働日数を算出し、
この日数が作業可能日数より少なくなるようにします。
なぜなら、雨天などで作業可能日が減少してしまうからです。
2→設問通りです。
作業可能日数は、暦日(カレンダー)による日数から定休日、
天候その他に基づく作業不能日を差し引いて推定します。
3→誤りです。
契約工期の範囲内で、「施工順序や施工時期を変えながら、
人員や資機材など資源の投入量が最も効率的な配分となるよう調整して、
工事のコストダウンをはかるもの」
この説明は、【資源の山崩し】と言われています。
4→誤りです。
「 1時間平均施工量」に「 1 日平均作業時間」を乗じて得られる 1 日平均施工量は、
「工事量」を「作業可能日数」で除して得られる 1 日の施工量よりも多くなるようにします。
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