1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問77
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事現場における保護具の使用に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 保護帽の材質は、PC、PE、ABSなどの熱可塑性樹脂製のものは使用できる期間が決められているが、FRPなどの熱硬化性樹脂製のものは決められていない。
- 保護帽の着装体(ハンモック、ヘッドバンド、環ひも)を交換するときは、同一メーカーの同一形式の部品を使用しなくてもよい。
- 安全靴は、作業区分による種類に応じたものを使用し、つま先部に大きな衝撃を受けた場合は外観のいかんにかかわらず、速やかに交換する。
- 防毒マスク及び防じんマスクは、酸素濃度不足が予想される酸素欠乏危険作業で用いなければならない。
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解は3です】
1→誤りです。
保護帽の材質は、PC、PE、ABSなどの熱可塑性樹脂製のものは使用できる期間が3年以内、FRPなどの熱硬化性樹脂製のものは使用できる期間が5年以内と決められています。
2→誤りです。
保護帽の着装体(ハンモック、ヘッドバンド、環ひも)を交換するときは、同一メーカーの同一形式の部品を使用しなければなりません。
3→正しいです。
安全靴は、作業区分による種類に応じたものを使用し、つま先部に大きな衝撃を受けた場合は外観のいかんにかかわらず、速やかに交換します。
これは、外観では判断できない破損や強度の低下がおきている恐れがあるためです。
※保護帽も同様です。
4→誤りです。
防毒マスク及び防じんマスクは、酸素濃度不足が予想される酸素欠乏危険作業で用いてはいけません。
防毒マスクや防じんマスクには、酸素濃度不足に対する効果は全くなく、呼吸もしにくいので危険です。
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02
1.適当ではありません。
PC(ポリカーボネート)、PE(ポリエチレン)、
ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)などの
「熱可塑性樹脂製」の使用期限は「3年」、
FRP(ポリエステル樹脂をガラス繊維で強化したもの)などの
「熱硬化性樹脂製」の使用期限は「5年」です。
外見上異常がなくても交換します。
2.適当ではありません。
原則、同一メーカーの同一形式の部品を使用します。
3.適当です。
安全靴に関して、本文の通りです。
4.適当ではありません。
酸素濃度不足が予想される酸素欠乏危険作業で用いなければならないのは
「酸素の送気マスク」です。
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