1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問78
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
悪天候等の後には足場を使用する作業の開始前に足場の点検を行うが、悪天候等の定義に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。
- 10 分間の平均風速で毎秒 10 m以上の強風
- 1 回の降雨量が 30 mm以上の大雨
- 1 回の降雪量が 25 cm以上の大雪
- 震度階級 4 以上の地震
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解は2です】
「事業者は、強風、大雨、大雪等の悪天候若しくは中震以上の地震又は足場の組立て、一部解体若しくは変更の後において、足場の作業を行うときは、作業を開始する前に点検を行い、異常を認めたときは直ちに補修しなければならない」とされています。
(労働安全衛生法第20 条、労働安全衛生規則第567 条)
強風等の定義については、
強風:10 分間の平均風速 10m/s 以上
大雨:一回の降雨量 50mm 以上
大雪:一回の降雪量 25cm 以上
中震:震度4 以上
となっております。
1→正しいです。
前記の通り「強風:10 分間の平均風速10m/s 以上」ですので、正しいです。
2→誤りです。
前記より「大雨:一回の降雨量50mm 以上」ですので、誤りです。
「30mm 以上」ではありません。
3→正しいです。
前記の通り「大雪:一回の降雪量25cm 以上」ですので、正しいです。
4→正しいです。
前記の通り「中震:震度4 以上」ですので、正しいです。
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02
悪天候等の定義に関して、労働安全衛生法令上誤っているものを選ぶ問題です。
特に該当する条項は労働安全衛生規則第567条です。
(点検)
事業者は、「強風」、「大雨」、「大雪」等の悪天候若しくは「中震以上の地震」又は足場の組立て、一部解体若しくは変更の後において、足場の作業を行うときは、作業を開始する前に点検を行い、異常を認めたときは直ちに補修しなければならない。
この問題は、上記の条文を覚えているだけでなく、「強風」、「大雨」、「大雪」、「中震以上の地震」の定義を理解していないといけません。
1.正しいです。
「強風」は 「10 分間の平均風速 10m/秒 以上」をいいます。
2.誤っています。
「大雨」は 「一回の降雨量 50mm 以上」をいいます。
3.正しいです。
「大雪」は 「一回の降雪量 25cm 以上」をいいます。
4.正しいです。
「中震」は 「震度4 以上」をいいます。
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