1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問85

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問85 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート構造物の解体作業に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 圧砕機、大型ブレーカによる取壊しでは、建設機械と作業員の接触を防止するため、誘導員を適切な位置に配置する。
  • ワイヤソーによる取壊しでは、切断の進行に合わせ、適宜切断面へのキャンバー打ち込み、ずれ止めを設置する。
  • 転倒方式による取壊しでは、解体する構造物の縁切り作業を数日間行い、その作業が完了してから転倒作業を行う。
  • カッタによる取壊しでは、ブレード、防護カバーを確実に設置し、特にブレード固定用ナットは十分に締め付ける。

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この過去問の解説 (2件)

01

【正解は3です】

1→正しいです。

圧砕機、大型ブレーカによる取壊しでは、建設機械と作業員の接触を防止するため、誘導員を適切な位置に配置します。

2→正しいです。

ワイヤソーによる取壊しでは、切断の進行に合わせ、適宜切断面へのキャンバー打ち込み、ずれ止めを設置します。

3→誤りです。

転倒方式による取壊しでは、解体する構造物の縁切り作業を数日間行い、その作業が完了してから転倒作業を行うのは“厳禁”です。

予期せぬ転倒の恐れがあり危険です。縁切り作業と転倒作業は当日中にセットで行います。

4→正しいです。

カッタによる取壊しでは、ブレード、防護カバーを確実に設置し、特にブレード固定用ナットは十分に締め付けます。

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02

「コンクリート構造物の解体作業」に関する問題です。

1.適当です。

 本文の通りの機械の取壊しの際は、「誘導員の適切な配置」が必須です。

2.適当です。

 ワイヤーソーの仕様→「キャンバー打ち込み、ずれ止めを設置」を

 セットでおさえてください。

3.適当ではありません。

 転倒方式による取壊し→「縁切りと転倒作業は一連の連続作業」と

 しなければいけません。

 縁切り作業したままの放置は厳禁です。

4.適当です。

 本文の通りの機械確認が必要です。 

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