1級土木施工管理技術の過去問
令和元年度
必須問題 問93
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和元年度 必須問題 問93 (訂正依頼・報告はこちら)
建設工事の騒音防止対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 騒音防止対策は、音源対策が基本だが、伝搬経路対策及び受音側対策をバランスよく行うことが重要である。
- 遮音壁は、音が直進する性質を利用して騒音低減をはかるもので、遮音壁の長さに関係なく効果が期待できる。
- 騒音防止対策の方法には、圧入工法のように施工法自体を大幅に変更した技術と発動発電機のようにエンクロージャによりエンジン音などを防音した技術がある。
- 建設機械の内燃機関が音源となって発生する騒音は、音の有無と作業の効率にあまり関係なく、機械の性能を損なうことがないので、低騒音型の機械との入れ替えができる。
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この過去問の解説 (2件)
01
【正解は2です】
1→正しいです。
騒音防止対策は、音源対策が基本ですが、伝搬経路対策及び受音側対策をバランスよく行うことが重要です。
2→誤りです。
遮音壁は、音が直進する性質を利用して騒音低減をはかるもので、効果が期待できますが、遮音壁の長さが短すぎると遮音壁の両側から音が回り込んでしまい、効果は限定的なものとなってしまいます。
「遮音壁の長さに関係なく」というのは誤りです。
3→正しいです。
騒音防止対策の方法には、圧入工法(サイレントパイラーなど)のように施工法自体を大幅に変更した技術と、発動発電機のようにエンクロージャ(機械を格納する筐体)によりエンジン音などを防音した技術があります。
4→正しいです。
建設機械の内燃機関が音源となって発生する騒音は、音の有無と作業の効率にあまり関係なく、機械の性能を損なうことがないので、低騒音型の機械との入れ替えができます。
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02
1.適当です。
本文の通り、
騒音防止対策=「音源対策」+「伝搬経路対策」「受音側対策」です。
2.適当ではありません。
「遮音壁の長さに関係なく」という部分が誤りです。
音の伝搬はまわりこみもありますので、
遮音壁の長さは長いほうが効果は高くなります。
3.適当です。
騒音防止対策の方法の内、「施工方法」、「機械選定」の面に関して
述べています。
4.適当です。
本文の通り、低騒音型の機械の採用も可能です。
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