1級土木施工管理技術の過去問
令和2年度
必須問題 問88

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和2年度 必須問題 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

情報化施工におけるTS(トータルステーション)・GNSS(衛星測位システム)を用いた盛土の締固め管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • TS・GNSSを用いた盛土の締固め回数は、締固め機械の走行位置をリアルタイムに計測することにより管理する。
  • 盛土材料を締め固める際には、モニタに表示される締固め回数分布図において、盛土施工範囲の全面にわたって、規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固める。
  • 盛土施工に使用する材料は、事前に土質試験で品質を確認し、試験施工でまき出し厚や締固め回数を決定した材料と同じ土質材料であることを確認する。
  • 盛土施工のまき出し厚や締固め回数は、使用予定材料のうち最も使用量の多い種類の材料により、事前に試験施工で決定する。

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この過去問の解説 (2件)

01

〇1.設問の通りです。

TS・GNSSを用いた盛土の締固め回数は、締固め機械の走行位置をリアルタイムに計測し管理することができます。

〇2.設問の通りです。

盛土材料を締め固める際には、モニタに表示される締固め回数分布図において、盛土施工範囲の全面にわたって、規定回数だけ締め固めたことを示す色になるまで締め固める必要があります。

〇3.設問の通りです。

盛土施工に使用する材料は、事前に土質試験で品質を確認し、試験施工でまき出し厚や締固め回数を決定した材料と同じ土質材料であることを確認しなければなりません。

✖4.

盛土施工のまき出し厚や締固め回数を決定するためには使用予定材料ごとに事前に試験施工を行います表面沈下量や締固め度などから、まき出し圧、転圧回数を決定します。

「最も使用量の多い種類の材料だけ」というのは誤りです。

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02

トータルステーションに関しては特に頻出です。押さえておいてください。

ここでは、トータルステーションと衛星測位システムを用いた「盛土の締固め管理」に関する問題です。

1.適当です。

 TS、GNSSを用いた締固め回数の管理について述べています。

2.適当です。

 TS,GNSSを用いた既定の締固め確認に関して述べています。

3.適当です。

 盛土施工に使用する材料に関して述べております。

4.適当ではありません。

 盛土施工のまき出し厚や締固め回数について述べていますが、

 「使用予定材料のうち最も多い種類の材料」という部分が誤っており、

 これは「使用予定材料の種類ごとに」事前の試験施工

 (表面沈下量、締固め度)で決定する、が正しいです。 

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