1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
必須問題 問72

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問72 (訂正依頼・報告はこちら)

墜落による危険を防止するための安全ネットの設置に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ネットの損耗が著しい場合、ネットが有毒ガスに暴露された場合等においては、ネットの使用後に試験用糸について、等速引張試験を行う。
  • ネットの取付け位置と作業床等との間の許容落下高さは、ネットを単体で用いる場合も複数のネットをつなぎ合わせて用いる場合も、同一の値以下とする。
  • ネットには、製造者名・製造年月・仕立寸法・新品時の網糸の強度等を見やすい箇所に表示する。
  • ネットの支持点の間隔は、ネット周辺からの墜落による危険がないものでなければならない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.設問の通りです。

ネットの損耗が著しい場合、ネットが有毒ガスに暴露された場合等においては、ネットの使用後に試験用糸について、等速引張試験を行います。

2.誤りです。

ネットの取付け位置と作業床等との間の許容落下高さは、ネットを単体で用いる場合と複数のネットをつなぎ合わせて用いる場合では異なります。

単体ネットに比べて複合ネットは許容落下高さが小さく設定されています。

3.設問の通りです。

ネットには、製造者名・製造年月・仕立寸法・新品時の網糸の強度等を見やすい箇所に表示します。

網目についても表示が必要となります。

4.設問の通りです。

ネットの支持点の間隔は、ネット周辺からの墜落による危険がないものでなければなりません。

参考になった数30

02

〇1.設問の通りです。

ネットの損耗が著しい場合、ネットが有毒ガスに暴露された場合等においては、ネットの使用後に試験用糸について、等速引張試験を行います。

✖2.ネットの取付け位置と作業床等との間の許容落下高さは、ネットを単体で用いる場合と複数のネットをつなぎ合わせて用いる場合では異なります。

〇3.設問の通りです。

ネットには、製造者名・製造年月・仕立寸法・新品時の網糸の強度等を見やすい箇所に表示します。

〇4.設問の通りです。

ネットの支持点の間隔は、ネット周辺からの墜落による危険がないものでなければなりません。

参考になった数23

03

安全ネットの設置について、基本的事項を理解しましょう。

選択肢1. ネットの損耗が著しい場合、ネットが有毒ガスに暴露された場合等においては、ネットの使用後に試験用糸について、等速引張試験を行う。

適当です。

 

ネットの損耗が著しい場合、ネットが有毒ガスに暴露された場合等においては、ネットの使用後に試験用糸について、等速引張試験を行う必要があります。

選択肢2. ネットの取付け位置と作業床等との間の許容落下高さは、ネットを単体で用いる場合も複数のネットをつなぎ合わせて用いる場合も、同一の値以下とする。

適当ではありません。

 

ネットを単体の時と、複数のネットをつなぎ合わせて用いる時とでは、計算式が異なります。

選択肢3. ネットには、製造者名・製造年月・仕立寸法・新品時の網糸の強度等を見やすい箇所に表示する。

適当です。

 

これらの情報は、ネットの管理や点検を行う上で重要な情報となります。

選択肢4. ネットの支持点の間隔は、ネット周辺からの墜落による危険がないものでなければならない。

適当です。

 

支持点の間隔が広いと、ネットがたわみ、墜落時の衝撃を吸収できなくなる可能性があります。

まとめ

墜落防止用ネットは、労働者の安全を守る上で非常に重要な設備です。適切な設置と定期的な点検を行うことで、墜落事故を防止することができます。

参考になった数0