1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
必須問題 問78
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
情報化施工と環境負荷低減への取組みに関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 情報化施工では、電子情報を活用して、施工管理の効率化、品質の均一化、環境負荷低減等、施工の画一化を実現するものである。
- 情報化施工では、ブルドーザやグレーダのブレードをGNSS(全球測位衛星システム)やTS(トータルステーション)等を利用して自動制御することにより、工事に伴うCO2の排出量を抑制することができる。
- 施工の条件が当初より大幅に変わった場合は、最初の施工計画に従うよりも、現場の条件に合わせて、重機や使い方を変更した方が、環境負荷を低減できる。
- 情報化施工では、変動する施工条件に柔軟に対応して、資材やエネルギーを有効に利用することができるため、環境負荷を低減することにつながる。
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この過去問の解説 (3件)
01
適当でないものは「情報化施工では、電子情報を活用して、施工管理の効率化、品質の均一化、環境負荷低減等、施工の画一化を実現するものである。」です。
✖情報化施工では、電子情報を活用して、施工管理の効率化、品質の均一化、環境負荷低減等、施工の合理化を実現するものです。
施工方法を「画一化」するものではありません。
〇設問の通りです。
情報化施工では、ブルドーザやグレーダのブレードをGNSSやTS等を利用して自動制御することにより、施工機械の稼働率が向上し、工事に伴うCO2の排出量を抑制することが期待できます。
〇設問の通りです。
施工の条件が当初より大幅に変わった場合は、最初の施工計画に従うよりも、現場の条件に合わせて、重機や使い方を変更した方が、環境負荷を低減できます。
〇設問の通りです。
情報化施工では、変動する施工条件に柔軟に対応して、資材やエネルギーを有効に利用することができるため、環境負荷を低減することにつながります。
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02
1.不適当です。
情報化施工では、電子情報を活用して、施工管理の効率化、品質の均一化、環境負荷低減等、施工、業務の効率化を図ることを目的としています。
画一化は現場状況に応じて、効率的な施工や環境負荷低減等に資することがない場合もあるため、情報化施工は画一化を図ることを目的としたものではありません。
2.設問の通りです。
情報化施工では、ブルドーザやグレーダのブレードをGNSSやTS等を利用して自動制御することにより、不必要な動きやダウンタイム等を削減することができるため、工事に伴うCO2の排出量を抑制することが期待できます。
3.設問の通りです。
施工の条件が当初より大幅に変わった場合は、最初の施工計画に従うよりも、現場の条件に合わせて適切な重機や使い方を変更することで、環境負荷を低減できます。
4.設問の通りです。
情報化施工では、変動する施工条件に柔軟に対応して、資材やエネルギーを有効に利用することができるため、環境負荷を低減することにつながります。
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03
情報化施工は、近年話題の環境負荷低減に大きく影響することから、学習を深めておきましょう。
適当ではありません。
情報化施工では、電子情報を活用して、施工管理の効率化、品質の均一化、環境負荷低減等、施工の効率化や合理化をを実現するものであり、「画一化」を実現するものではありません。
適当です。
重機の自動化は、人による作業の削減や効率化につながり、結果的にCO2排出量の抑制に貢献します。
適当です。
施工条件が大きく変化した場合、最初の施工計画に固執するよりも、現場の状況に合わせて柔軟に対応することが、より環境負荷低減につながることが多いです。
適当です。
情報化施工は、柔軟な対応を可能にし、資材やエネルギーの有効活用を促すことで、環境負荷低減に貢献します。
情報化施工は、環境負荷低減に大きく貢献する技術ですが、その効果を最大限に引き出すためには、現場の状況に合わせて柔軟に対応することが重要です。
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