1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
必須問題 問79

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問79 (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事における騒音・振動対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 建設工事に伴う騒音対策には、建設機械が一時的に集中して稼働しないよう工事計画を工夫する等ソフト的対策も重要である。
  • 建設工事に伴う騒音対策は、音源対策、伝搬防止対策を実施しても、低減量が目標に達しない場合に、受音側で防音対策を行う。
  • 建設工事に伴う地盤振動は、発生振動レベル値の小さい機械や工法を選定することが、基本的原則である。
  • 建設工事に伴う地盤振動の防止対策は、発生源、伝搬経路及び受振対象における対策に分類できるが、受振対象における対策が最も有効である。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.設問の通りです。

建設工事に伴う騒音対策には、防音設備の設置などのハード的対策に加え、建設機械が一時的に集中して稼働しないよう工事計画を工夫する等ソフト的対策が重要です。

2.設問の通りです。

建設工事に伴う騒音対策は、音源対策、伝搬防止対策を実施しても、低減量が目標に達しない場合に、受音側で防音対策を行います。

3.設問の通りです。

建設工事に伴う地盤振動は、発生振動レベル値の小さい機械や工法を選定することが、基本的な原則となります。

4.不適当です。

建設工事に伴う地盤振動の防止対策は、発生源、伝搬経路及び受振対象における対策に分類できますが、発生源における対策が最も有効です。

受振対象における対策は、一般的に最も有効性の低い対策です。

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02

建設工事における騒音・振動対策に関する問題です。

選択肢1. 建設工事に伴う騒音対策には、建設機械が一時的に集中して稼働しないよう工事計画を工夫する等ソフト的対策も重要である。

〇 設問の通りです。

建設工事に伴う騒音対策には、建設機械が一時的に集中して稼働しないよう工事計画を工夫する等ソフト的対策が重要です。

選択肢2. 建設工事に伴う騒音対策は、音源対策、伝搬防止対策を実施しても、低減量が目標に達しない場合に、受音側で防音対策を行う。

〇 設問の通りです。

建設工事に伴う騒音対策は、音源対策、伝搬防止対策を実施しても、低減量が目標に達しない場合に、受音側で防音対策を行います。

選択肢3. 建設工事に伴う地盤振動は、発生振動レベル値の小さい機械や工法を選定することが、基本的原則である。

〇 設問の通りです。

建設工事に伴う地盤振動は、発生振動レベル値の小さい機械や工法を選定することが、原則です。

選択肢4. 建設工事に伴う地盤振動の防止対策は、発生源、伝搬経路及び受振対象における対策に分類できるが、受振対象における対策が最も有効である。

✖ 建設工事に伴う地盤振動の防止対策は、発生源、伝搬経路及び受振対象における対策に分類できますが、発生源における対策が最も有効です。

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03

騒音対策は、状況に応じて柔軟に対応する必要がありますが、その一般的な考え方を学習しましょう。

選択肢1. 建設工事に伴う騒音対策には、建設機械が一時的に集中して稼働しないよう工事計画を工夫する等ソフト的対策も重要である。

適当です。

 

騒音対策として、建設機械の一時的な集中稼働を避けるといったソフト的な対策は非常に重要です。

選択肢2. 建設工事に伴う騒音対策は、音源対策、伝搬防止対策を実施しても、低減量が目標に達しない場合に、受音側で防音対策を行う。

適当です。

 

騒音対策は、音源対策、伝搬経路の遮断、受音側での防音など、様々な対策を組み合わせることが重要です。

選択肢3. 建設工事に伴う地盤振動は、発生振動レベル値の小さい機械や工法を選定することが、基本的原則である。

適当です。

 

地盤振動対策の基本は、発生振動レベルの小さい機械や工法を選択することです。

選択肢4. 建設工事に伴う地盤振動の防止対策は、発生源、伝搬経路及び受振対象における対策に分類できるが、受振対象における対策が最も有効である。

適当ではありません。

 

地盤振動の防止対策は、発生源における対策が最も有効とされています。

まとめ

騒音対策の3つの要素: 音源対策、伝搬経路の遮断、受音側での防音
地盤振動対策: 発生源、伝搬経路、受振対象のそれぞれで対策を行う

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