1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
必須問題 問77

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問77 (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリート標準示方書に規定されているレディーミクストコンクリートの受入れ検査項目に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 現場での荷卸し時や打ち込む前にコンクリートの状態に異常が無いか、目視で確かめる。
  • スランプ試験は、1回/日、又は構造物の重要度と工事の規模に応じて20m3〜150m3ごとに1回、及び荷卸し時に品質の変化が認められた時に行う。
  • 圧縮強度試験は、1回の試験結果が指定した呼び強度の強度値の80%以上であることかつ、3回の試験結果の平均値が指定した呼び強度の強度値以上であることを確認する。
  • フレッシュコンクリートの単位水量の試験方法には、加熱乾燥法やエアメータ法がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

〇1.設問の通りです。

現場での荷卸し時や打ち込む前にコンクリートの状態に異常が無いか、目視で確かめる必要があります。

〇2.設問の通りです。

スランプ試験は、1回/日、又は構造物の重要度と工事の規模に応じて20m3〜150m3ごとに1回、及び荷卸し時に品質の変化が認められた時に行います。

✖3.圧縮強度試験は、1回の試験結果が指定した呼び強度の強度値の85%以上であることかつ、3回の試験結果の平均値が指定した呼び強度の強度値以上であることを確認しなければなりません。

〇4.設問の通りです。

フレッシュコンクリートの単位水量の試験方法には、加熱乾燥法やエアメータ法があります。

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02

1.設問の通りです。

現場での荷卸し時や打ち込む前にコンクリートの状態に異常(例えば、異物の混入)が無いか、目視で確かめる必要があります。

2.設問の通りです。

スランプ試験は、1日1回、又は構造物の重要度と工事の規模に応じて20m3〜150m3ごとに1回、及び荷卸し時に品質の変化が認められた時に行います。

発注者の仕様書等に定められていることが多くあります。

3.不適当です。

圧縮強度試験は、1回の試験結果が指定した呼び強度の強度値の85%以上であることかつ、3回の試験結果の平均値が指定した呼び強度の強度値以上であることを確認しなければなりません。

4.設問の通りです。

フレッシュコンクリートの単位水量の試験方法には、加熱乾燥法(電子レンジ法、乾燥炉法)やエアメータ法、水中質量法、静電容量法があります。

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03

コンクリートの品質管理における様々な試験方法とその目的を理解しましょう。

選択肢1. 現場での荷卸し時や打ち込む前にコンクリートの状態に異常が無いか、目視で確かめる。

適当です。

 

コンクリートの目視検査は、ひび割れや異物混入などの異常を早期に発見するために重要です。

選択肢2. スランプ試験は、1回/日、又は構造物の重要度と工事の規模に応じて20m3〜150m3ごとに1回、及び荷卸し時に品質の変化が認められた時に行う。

適当です。

 

スランプ試験は、コンクリートの練り混ぜ状態を評価する試験で、定期的に行うことでコンクリートの品質の安定性を確認します。

選択肢3. 圧縮強度試験は、1回の試験結果が指定した呼び強度の強度値の80%以上であることかつ、3回の試験結果の平均値が指定した呼び強度の強度値以上であることを確認する。

適当ではありません。

 

圧縮強度試験は、コンクリートの強度を評価する試験で、圧縮強度は85%以上であることかつ、3回の試験結果の平均値が指定した呼び強度の強度値以上であることを確認しなければなりません。

選択肢4. フレッシュコンクリートの単位水量の試験方法には、加熱乾燥法やエアメータ法がある。

適当です。

 

フレッシュコンクリートの単位水量の試験方法には、加熱乾燥法やエアメータ法、乾燥減量法があります。

まとめ

コンクリートは強度等の数値関係も基本となりますので、押さえるようにしましょう。

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