1級土木施工管理技術の過去問
令和3年度
必須問題 問84

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問84 (訂正依頼・報告はこちら)

工事の原価管理に関する下記の文章中の( イ )~( ニ )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・原価管理は、工事受注後に最も経済的な施工計画を立て、これに基づいた( イ )の作成時点から始まって、管理サイクルを回し、( ロ )時点まで実施される。
・原価管理は、施工改善・計画修正等があれば修正( イ )を作成して、これを基準として、再び管理サイクルを回していくこととなる。
・原価管理を有効に実施するには、管理の重点をどこにおくかの方針を持ち、どの程度の細かさでの( ハ )を行うかを決めておくことが必要である。
・施工担当者は、常に工事の原価を把握し、( イ )と( ニ )の比較対照を行う必要がある。
  • イ:最終原価  ロ:設計変更  ハ:原価計算  ニ:実行予算
  • イ:実行予算  ロ:設計変更  ハ:工事決算  ニ:最終原価
  • イ:実行予算  ロ:工事決算  ハ:原価計算  ニ:発生原価
  • イ:原価計算  ロ:最終原価  ハ:工事決算  ニ:発生原価

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この過去問の解説 (3件)

01

・工事原価管理とは、外注費や材料費など、どれだけの原価がかかるかを管理し、コスト改善を継続的に行うことです。

 工事での実行予算とは、工事を進めるために算出する、実際に必要となる予算のことを指します。

・原価管理は、経済的な施工計画を立て、これに基づいた実行予算の作成時点から始まって、管理サイクルを回し工事決算時点まで実施されます。

・原価管理は、施工改善・計画修正等があれば修正実行予算を作成して、これを基準として、再び管理サイクルを回していくことになります。

・原価管理を有効に実施するには、管理の重点をどこにおくかの方針を持ち、どの程度の細かさでの原価計算を行うかを決めておくことが必要です。

・施工担当者は、常に工事の原価を把握し、実行予算と発生原価の比較対照を行う必要があります。

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02

原価管理は、経済的な施工計画を立て、これに基づいた実行予算の作成時点から始まって、工事決算時点まで実施されます。

また、施工改善・計画修正等があれば修正実行予算を作成して、これを基準として、再び管理サイクルを回していくことになります。

原価管理を有効に実施するには、管理の重点をどこにおくかの方針を持ち、どの程度の細かさでの原価計算を行うかを決めておくことが必要です。

施工担当者は、常に工事の原価を把握し、実行予算と発生原価の比較対照を行う必要があります。

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03

工事の原価管理は、実行予算を立て、工事の進捗に合わせて修正しながら、最終的に実際の費用を確定させるという一連のプロセスで行われます。

選択肢1. イ:最終原価  ロ:設計変更  ハ:原価計算  ニ:実行予算

適当ではありません。

選択肢2. イ:実行予算  ロ:設計変更  ハ:工事決算  ニ:最終原価

適当ではありません。

選択肢3. イ:実行予算  ロ:工事決算  ハ:原価計算  ニ:発生原価

適当です。

実行予算から最終原価までの一般的な一連の流れを押さえておきましょう。

選択肢4. イ:原価計算  ロ:最終原価  ハ:工事決算  ニ:発生原価

適当ではありません。

まとめ

実行予算: 工事を開始する前に立てられる、目標とする工事費用。

設計変更: 工事中に発生する変更によって、実行予算が修正される場合がある。

工事決算: 工事が完了した時点で、実際の費用を確定させる。

最終原価: 工事決算の結果として得られる、実際の総費用。

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