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1級土木施工管理技術の過去問 令和3年度 必須問題 問93

問題

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品質管理に関する下記の文章中の( イ )~( ニ )に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・品質管理は、ある作業を制御していく品質の統制から、施工計画立案の段階で( イ )を検討し、それを施工段階でつくり込むプロセス管理の考え方である。
・工事目的物の品質を一定以上の水準に保つ活動を( ロ )活動といい、品質の向上や品質の維持管理を行う品質管理よりも幅広い概念を含んでいる。
・品質特性を決める場合には、構造物の品質に重要な影響を及ぼすものであること、( ハ )しやすい特性であること等に留意する。
・設計値を十分満足するような品質を実現するためには、( ニ )を考慮して、余裕を持った品質を目標としなければならない。
   1 .
イ:管理特性  ロ:品質保証  ハ:測定  ニ:ばらつきの度合い
   2 .
イ:調査特性  ロ:維持保全  ハ:推定  ニ:ばらつきの度合い
   3 .
イ:管理特性  ロ:品質保証  ハ:推定  ニ:最大値
   4 .
イ:調査特性  ロ:維持保全  ハ:測定  ニ:最大値
( 1級土木施工管理技術検定学科試験 令和3年度 必須問題 問93 )
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この過去問の解説 (3件)

11

・品質管理は、ある作業を制御していく品質の統制から、施工計画立案の段階で管理特性を検討し、それを施工段階でつくり込むプロセス管理の考え方です。

 管理特性とは、管理の対象が安定な状態にあるかどうかを判断するために選んだ特性を数値で表したものです。

・品質を一定以上の水準に保つ活動を品質保証活動といい、品質の向上や品質の維持管理を行う品質管理よりも幅広い概念を含んでいます。

 品質保証活動とは、既定の品質を維持しているかを確認し、工事の完成後も顧客(発注者)に安心や満足を保証するための体系的な活動です。

・品質特性を決める場合には、構造物の品質に重要な影響を及ぼすものであること、測定しやすい特性であること等に留意します。

 構造物の品質に重要な影響をおよぼすものであっても、測定方法が困難すぎると正確な測定による品質の確認ができなくなるため、測定しやすい品質特性を決定することが重要です。

・設計値を十分満足するような品質を実現するためには、ばらつきの度合いを考慮して、余裕を持った品質を目標としなければなりません。

 ”ばらつき”とは、ある基準値に対して測定値がどの程度基準値からずれるかを意味するものです。ばらつきの度合いが小さいと、実際には品質的には問題ない測定値が基準値超過と判断される場合があります。

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10

品質管理は、ある作業を制御していく品質の統制から、施工計画立案の段階で管理特性を検討し、それを施工段階でつくり込むプロセス管理の考え方です。

品質を一定以上の水準に保つ活動を品質保証活動といい、品質の向上や品質の維持管理を行う品質管理よりも幅広い概念を含んでます。

品質特性を決める場合には、構造物の品質に重要な影響を及ぼすものであること、測定しやすい特性であること等に留意します。

設計値を十分満足するような品質を実現するためには、ばらつきの度合いを考慮して、余裕を持った品質を目標としなければなりません。

4

品質管理に関する設問です。

選択肢1. イ:管理特性  ロ:品質保証  ハ:測定  ニ:ばらつきの度合い

適当です。

・品質管理は、ある作業を制御していく品質の統制から、施工計画立案の段階で(管理特性)を検討し、それを施工段階でつくり込むプロセス管理の考え方です。

・工事目的物の品質を一定以上の水準に保つ活動を(品質保証)活動といい、品質の向上や品質の維持管理を行う品質管理よりも幅広い概念を含んでいます。

・品質特性を決める場合には、構造物の品質に重要な影響を及ぼすものであること、( 測定 )しやすい特性であること等に留意します。

・設計値を十分満足するような品質を実現するためには、(ばらつきの度合い)を考慮して、余裕を持った品質を目標としなければなりません。

選択肢2. イ:調査特性  ロ:維持保全  ハ:推定  ニ:ばらつきの度合い

イとロが不適当です。

イ:

正答は、管理特性です。

工程の管理状態を施工段階から確認できる特性を管理特性といいます。

ロ:

正答は、品質保証です。

品質管理における活動は品質の維持・改善それぞれに対応するための活動があります。

また、施工時に既定の品質を保つのはもちろん、完成後の維持保全についても安心・安全な品質を保証するために行われます。

選択肢3. イ:管理特性  ロ:品質保証  ハ:推定  ニ:最大値

ニが不適当です。

二:

正答は、ばらつきの度合いです。

常に品質を保てられるのがベストですが、当然施工時の条件・環境等などで品質特性にばらつきが生じます。

選択肢4. イ:調査特性  ロ:維持保全  ハ:測定  ニ:最大値

イとロとニが不適当です。

他設問の回答通り、それぞれイ:管理特性、ロ:品質保証、二:ばらつきの度合いが正しいです。

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