1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
選択問題 問44

適当です。

設問の通り、泥水式シールド工法では、地山の条件に応じて比重や粘性を調整した泥水を加圧循環します。

そして、切羽の土水圧に対抗する泥水圧によって切羽の安定を図ります。

適当です。

設問の通り、土圧式シールド工法において切羽の安定を保持するには、カッターチャンバ内の圧力管理、塑性流動性管理及び排土量管理を慎重に行う必要があります。

不適当です。

シールドにローリングが発生した場合は、シールドジャッキを操作します。

一般的に、シールドジャッキを用いてシールドに逆の回転モーメントを与え、修正します。

適当です。

設問の通り、シールドテールが通過した直後に生じる沈下あるいは隆起は、テールボイドの発生による応力解放や過大な裏込め注入圧等が原因で発生することがあります。

適当です。

泥水式シールド工法では、地山の条件に応じて比重や粘性を調整した泥水を加圧循環し、切羽の土水圧に対抗する泥水圧によって切羽の安定を図るのが基本です。

適当です。

土圧式シールド工法において切羽の安定を保持するには、カッターチャンバ内の圧力管理、塑性流動性管理及び排土量管理を慎重に行う必要がります。

不適当です。

シールドにローリングが発生した場合は、一部のジャッキを使用してシールドに偏心力を与えることによってシールドに逆の回転モーメントを与え、修正するのが一般的です。

適当です。

シールドテールが通過した直後に生じる沈下あるいは隆起は、テールボイドの発生による応力解放や過大な裏込め注入圧等が原因で発生することがあります。

適当です。

泥水式シールド工法は、泥水を用いて切羽を安定させる工法です。地山の状態に合わせて泥水の比重や粘性を調整することで、切羽の土水圧に対抗し、安全な掘進を確保します。

適当です。

土圧式シールド工法では、カッターチャンバ内の圧力を調整することで切羽を安定させます。圧力管理が不十分だと、切崩れや湧水が発生する可能性があります。

適当ではありません。

シールドにローリングが発生した場合、一部のジャッキを使用せずシールドに偏心力を与えることで、かえってローリングを助長してしまう可能性があります。一般的には、発生したローリングの向きと逆方向にジャッキを操作したり、泥水圧を調整したりすることで、ローリングを抑制します。

適当です。

シールドテールが通過した後に沈下や隆起が発生する場合、テールボイドの発生や裏込め注入圧の過不足が考えられます。テールボイドとは、シールドが通過した後に空洞が生じる現象で、地盤の沈下を引き起こすことがあります。