1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
必須問題 問3
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度 必須問題 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
下図は、ボックスカルバートの配筋図を示したものである。
この図における配筋に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
この図における配筋に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 頂版の主鉄筋は、径19mmの異形棒鋼である。
- 頂版の下面主鉄筋の間隔は、ボックスカルバート軸方向に250mmで配置されている。
- 側壁の内面主鉄筋は、径22mmの異形棒鋼である。
- 側壁の外面主鉄筋の間隔は、ボックスカルバート軸方向に250mmで配置されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
ボックスカルバートの配筋図に関する設問です。
適当です。
設問の通り、記載されている図の配筋図では、頂版の主鉄筋は、径19mmの異形棒鋼です。
主鉄筋の仕様は設計断面力から決まり、径13mm以上とされています。
適当です。
設問の通り、記載されている図の配筋図では、頂版の下面主鉄筋の間隔は、ボックスカルバート軸方向に250mmで配置されています。
配筋間隔は、125mmもしくは250mmが一般的です。
不適当です。
記載されている図の配筋図では、側壁の内面主鉄筋は、径13mmの異形棒鋼です。
適当です。
設問の通り、記載されている図の配筋図では、側壁の外面主鉄筋の間隔は、ボックスカルバート軸方向に250mmで配置されています。
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02
ボックスカルバートの配筋図に関する問題です。
断面図のカルバート断面内の内側と外側を囲っている鉄筋が主鉄筋になります。
設問のとおりです。
頂版図のS1になります。
設問のとおりです。
頂版図中の右端に引き出しのある寸法です。
不適当です。
側壁の内面主鉄筋は径13mmの異形棒鋼です。
側壁図E-E断面のS1になります。
設問のとおりです。
側壁図下部に引き出しのある寸法です。
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03
図面は、構造物を正確に表現するための技術図面です。寸法、記号、断面図などを注意深く読み解くことが重要です。
適当です。
図面のA-A断面図を見ると、頂版の主鉄筋としてΦ19の記号が複数箇所で確認できます。これは、径19mmの異形棒鋼であることを示しています。
適当です。
A-A断面図の頂版下面に注目すると、Φ19の主鉄筋が250mm間隔で配置されていることがわかります。
適当ではありません。
C-C断面図とD-D断面図を見ると、側壁の内面主鉄筋は、Φ13の異形棒鋼が主に使われています。Φ22の鉄筋は一部の箇所で使用されている可能性もありますが、主要な鉄筋ではありません。
適当です。
側壁の外面主鉄筋の間隔は、ボックスカルバート軸方向に250mmの間隔で配置されています。
異形棒鋼: 表面に凹凸があり、コンクリートとの付着力が強い鉄筋です。
Φ19、Φ13、Φ22: それぞれ、直径19mm、13mm、22mmの鉄筋を表します。
ボックスカルバート: 断面が箱型の構造物で、主に地下水路や道路の下を通すための構造物として用いられます。
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