1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
必須問題 問5
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度 必須問題 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
施工計画立案に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 施工計画立案に使用した資料は、施工過程における計画変更等に重要な資料となったり、工事を安全に完成するための資料となる。
- 施工計画立案のための資機材等の輸送調査では、輸送ルートの道路状況や交通規制等を把握し、不明があれば道路管理者や労働基準監督署に相談して解決しておく必要がある。
- 施工計画の立案にあたっては、発注者から示された工程が最適工期とは限らないので、示された工程の範囲でさらに経済的な工程を探し出すことも大切である。
- 施工計画の立案にあたっては、発注者の要求品質を確保するとともに、安全を最優先にした施工を基本とした計画とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
施工計画立案に関する設問です。
適当です。
設問の通り、施工計画立案に使用した資料は、施工過程における計画変更等に重要な資料となったり、工事を安全に完成するための資料となります。
施工計画は工事を円滑に進めるうえで重要な計画ですが、施工中に問題や課題が生じた場合計画変更が行われるため、重要な資料となります。
不適当です。
施工計画立案のための資機材等の輸送調査では、輸送ルートの道路状況や交通規制等を把握し、不明があれば道路管理者や警察署に相談して解決しておく必要がある。
労働基準監督署ではありません。
道路交通においては道路管理者や警察署が携わっていることを留意しましょう。
適当です。
設問の通り、施工計画の立案にあたっては、発注者から示された工程が最適工期とは限りません。
そして、示された工程の範囲でさらに経済的な工程を探し出すことも大切です。
施工計画はの検討は高い技術レベルで行われるべきであり、発注者だけでなく受注者側など組織を活用して検討を行う必要があります。
適当です。
設問の通り、施工計画の立案にあたっては、発注者の要求品質を確保するとともに、安全を最優先にした施工を基本とした計画とします。
技術者倫理に則って、安全を最優先に考える必要があります。
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02
施工計画立案に関する設問です。
設問のとおりです。
施工計画は工事を円滑に進めるための計画ですが、その根拠となる資料は、発注者や下請け等の協議を行う際や変更が必要になった際に重要な資料となります。
不適当です。
労働基準監督署ではなく、警察署になります。
設問のとおりです。
契約工期は、施工者にとって手持資材・器材・作業員等の社内的状況によって最適な工期とは限りません。複数の計画を作成し、経済性を含め長短を比較検討し、最適な工程を計画する必要があります。
設問のとおりです。
施工計画の目標とするところは、目的物を設計書等に基づき工期内に要求品質を確保しつつ、経済的に、そして安全に施工できる条件を策定することです。
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03
施工計画は工事の基本であり、品質管理や安全管理、工程管理等の様々な知識を必要とします。各分野について学習しておきましょう。
適当です。
施工計画立案に使用した資料は、工事の進捗状況を把握したり、問題が発生した場合に原因を分析したりする上で非常に重要な資料となります。
適当ではありません。
資材の輸送は、工事に不可欠な作業です。輸送ルートの状況を事前に把握し、問題があれば道路管理者や所轄警察署に相談することで、スムーズな工事進行を図ることができます。
適当です。
常に安全性と経済性を考慮しながら工期を見直していくことが必要です。
適当です。
施工計画は、発注者の要求品質を満たし、かつ安全な施工を確保するためのものです。品質と安全は、施工計画において最も重要な要素です。
施工計画は、工事の成功に不可欠なものであり、様々な要素を考慮して立案する必要があります。
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