1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
必須問題 問24

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問題

1級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度 必須問題 問24 (訂正依頼・報告はこちら)

施工計画における建設機械の選定に関する下記の文章中の(   )の(イ)から(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。

・建設機械の組合せ選定は、従作業の施工能力を主作業の施工能力と同等、あるいは幾分( イ )にする。
・建設機械の選定は、工事施工上の制約条件より最も適した建設機械を選定し、その機械が( ロ )能力を発揮できる施工法を選定することが合理的かつ経済的である。
・建設機械の使用計画を立てる場合には、作業量をできるだけ( ハ )し、施工期間中の使用機械の必要量が大きく変動しないように計画するのが原則である。
・機械施工における( ニ )の指標として施工単価の概念を導入して、施工単価を安くする工夫が要求される。
  • イ:高め  ロ:最大の   ハ:集中化  ニ:経済性
  • イ:低め  ロ:平均的な  ハ:集中化  ニ:安全性
  • イ:低め  ロ:平均的な  ハ:平滑化  ニ:安全性
  • イ:高め  ロ:最大の   ハ:平滑化  ニ:経済性

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この過去問の解説 (2件)

01

施工計画における建設機械の選定に関する設問です。

イ:高めが正答です。

従作業の施工能力よりも主作業の施工能力を高めに設定してしまうと、従作業が追い付かずに主作業が遅れてしまいます。

したがって、従作業の施工能力を主作業の施工能力と同等、あるいは幾分高めにします。

ロ:最大のが正答です。

建設機械の選定は、最大の能力を発揮できる施工法を選定することが合理的かつ経済的です。

ハ:平滑化が正答です。

通常、建設機械の損耗が偏らないように、作業量をできるだけ平滑化するよう計画します。

ニ:経済性が正答です。

施工にあたっては、経済性をできるだけ見込めるよう工夫することが重要視されます。

正答をあてはめると以下のようになります。

・建設機械の組合せ選定は、従作業の施工能力を主作業の施工能力と同等、あるいは幾分(高め)にする。

・建設機械の選定は、工事施工上の制約条件より最も適した建設機械を選定し、その機械が(最大の)能力を発揮できる施工法を選定することが合理的かつ経済的である。

・建設機械の使用計画を立てる場合には、作業量をできるだけ(平滑化)し、施工期間中の使用機械の必要量が大きく変動しないように計画するのが原則である。

・機械施工における(経済性)の指標として施工単価の概念を導入して、施工単価を安くする工夫が要求される。

選択肢1. イ:高め  ロ:最大の   ハ:集中化  ニ:経済性

ハが不適当です。

ハ:平滑化が正答です。

選択肢2. イ:低め  ロ:平均的な  ハ:集中化  ニ:安全性

イとロとハとニが不適当です。

イ:高めが正答です。

ロ:最大のが正答です。

ハ:平滑化が正答です。

ニ:経済性が正答です。

選択肢3. イ:低め  ロ:平均的な  ハ:平滑化  ニ:安全性

イとロとニが不適当です。

イ:高めが正答です。

ロ:最大のが正答です。

ニ:経済性が正答です。

選択肢4. イ:高め  ロ:最大の   ハ:平滑化  ニ:経済性

適当です。

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02

イ:「高め」が正答です。
従作業は主作業の補助になるため、主作業が円滑に進む様、主作業の施工能力よりも能力を同等もしくは高めに設定します。

 

ロ:「最大の」が正答です。
平均的な能力では、合理性・経済性に劣ります。

 

ハ:「平滑化」が正答です。
作業量にバラツキがあると、極端な例をあげると、稼働しない建設機械が生じるなどして不経済です。

 

ニ:経済性が正答です。
安全性ではありません。

選択肢1. イ:高め  ロ:最大の   ハ:集中化  ニ:経済性

ハが不適当です。

選択肢2. イ:低め  ロ:平均的な  ハ:集中化  ニ:安全性

イ、ロ、ハ、ニが不適当です。

選択肢3. イ:低め  ロ:平均的な  ハ:平滑化  ニ:安全性

イ、ロ、ニが不適当です。

選択肢4. イ:高め  ロ:最大の   ハ:平滑化  ニ:経済性

適当です。

参考になった数3