1級土木施工管理技術の過去問
令和4年度
必須問題 問34
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問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和4年度 必須問題 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋コンクリート構造物の品質管理におけるコンクリート中の鉄筋位置を推定する非破壊試験に関する下記の文章中の( )の(イ)から(ニ)に当てはまる語句の組合せとして、適当なものは次のうちどれか。
・かぶりの大きい橋梁下部構造の鉄筋位置を推定する場合、( イ )が、( ロ )より適する。
・( イ )は、コンクリートが( ハ )、測定が困難になる可能性がある。
・( ロ )において、かぶりの大きさを測定する場合、鉄筋間隔が設計かぶりの( ニ )の場合は補正が必要になる。
・かぶりの大きい橋梁下部構造の鉄筋位置を推定する場合、( イ )が、( ロ )より適する。
・( イ )は、コンクリートが( ハ )、測定が困難になる可能性がある。
・( ロ )において、かぶりの大きさを測定する場合、鉄筋間隔が設計かぶりの( ニ )の場合は補正が必要になる。
- イ:電磁波レーダー法 ロ:電磁誘導法 ハ:乾燥しすぎていると ニ:1.5倍以上
- イ:電磁誘導法 ロ:電磁波レーダー法 ハ:水を多く含んでいると ニ:1.5倍以上
- イ:電磁波レーダー法 ロ:電磁誘導法 ハ:水を多く含んでいると ニ:1.5倍以下
- イ:電磁誘導法 ロ:電磁波レーダー法 ハ:乾燥しすぎていると ニ:1.5倍以下
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この過去問の解説 (2件)
01
鉄筋コンクリート構造物の品質管理におけるコンクリート中の鉄筋位置を推定する非破壊試験に関する設問です。
イ:電磁波レーダー法が正答です。
電磁波レーダー法は、電磁波をコンクリート内に放射して、コンクリート内の鉄筋などに跳ね返ってくるまでの時間から位置を推定する方法です。
ロ:電磁誘導法が正答です。
電磁誘導法は、電圧の変化によって測定する方法です。
ハ:水を多く含んでいるとが正答です。
電磁波レーダー法において、水を多く含んでいると支障になってしまい、測定が困難になる可能性があります。
ニ:1.5倍以下が正答です。
電磁波誘導法でかぶりの大きさを測定する場合、鉄筋間隔が設計かぶりの1.5倍以下の場合は補正が必要になります。
正答をあてはめると以下のようになります。
・かぶりの大きい橋梁下部構造の鉄筋位置を推定する場合、(電磁波レーダー法)が、(電磁誘導法)より適する。
・(電磁波レーダー法)は、コンクリートが(水を多く含んでいると)、測定が困難になる可能性がある。
・(電磁誘導法)において、かぶりの大きさを測定する場合、鉄筋間隔が設計かぶりの(1.5倍以下)の場合は補正が必要になる。
ハとニが不適当です。
ハ:水を多く含んでいるとが正答です。
ニ:1.5倍以下が正答です。
イとロとニが不適当です。
イ:電磁波レーダー法が正答です。
ロ:電磁誘導法が正答です。
ニ:1.5倍以下が正答です。
適当です。
イとロとハが不適当です。
イ:電磁波レーダー法が正答です。
ロ:電磁誘導法が正答です。
ハ:水を多く含んでいるとが正答です。
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02
イ:「電磁波レーダー法」が正答です。
電磁波レーダー法は、電磁波をコンクリート内に放射して、コンクリート内の鉄筋などに跳ね返ってくるまでの時間から位置を推定する方法です。
ロ:「電磁誘導法」が正答です。
電磁誘導法は、電圧の変化によって測定する方法です。
ハ:「水を多く含んでいると」が正答です。
ニ:「1.5倍以下」が正答です。
ハ、ニが不適当です。
イ、ロ、ハ、ニが不適当です。
適当です。
イ、ロ、ハが不適当です。
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