1級土木施工管理技士 過去問
令和6年度
問50 (問題A 3 問30)
問題文
鋼構造物塗装の施工管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級土木施工管理技術試験 令和6年度 問50(問題A 3 問30) (訂正依頼・報告はこちら)
鋼構造物塗装の施工管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 塗料は、製造後長時間経過すると密封した缶内でも品質に変化が生じることになるので、開缶時に固化等の変状の有無を確認する必要がある。
- 多液形塗料や高粘度塗料の攪拌は、塗料を均一化させ乾きむらを防止するため攪拌機を用いることが望ましい。
- 塗装を塗り重ねる場合の塗装間隔は、付着性を良くし良好な塗膜を得るために重要な要素であり、塗料ごとに定められている。
- 塗料の乾燥が不十分のうちに次層の塗料を塗り重ねると、下層塗膜中の溶剤の蒸発によって上層塗膜ににじみが生じることがある。
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この過去問の解説 (3件)
01
鋼構造物とは、鉄骨造りの建物や鋼構造物の橋梁など、主要部分が鋼材の構造物の総称で、鋼構造物塗装の施工管理とはそれらを塗装するのを一貫管理することです。
〇製造後長時間経過すると密封した缶内でも塗料の内容成分が蒸発する恐れがあるので、開缶時に固化等の変状の有無を確認します。適切です。
〇多液形塗料や高粘度塗料の攪拌は、攪拌時の塗材の抵抗が大きいので人力では攪拌すると攪拌ムラが生じる可能性があるため、攪拌機を用いることが望ましいです。適切です。
〇塗料ごとに塗膜の乾燥時間が違うので、塗り重ねる場合の塗装間隔は付着性を良くし良好な塗膜を得るために重要な要素です。適切です。
×塗料の乾燥が不十分のうちに次層の塗料を塗り重ねると、下層塗膜中の溶剤の蒸発によって上層塗膜に泡やふくれが生じることがあります。設問中の「上層塗膜ににじみが生じることがある。」は不適切です。
鋼構造は表面が外気に触れると腐食や錆が発生するので、塗料の塗布により表面に塗料の膜を張って保護します。
塗装の施工管理は美観と構造物を腐食から守るのに不可欠です。
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02
この問題は、鋼構造物塗装の施工管理についての正しい理解が問われています。
適当な記述です。
塗料は、製造後の経過時間とともに品質が変化するため、使用前に変質がないか確認することが重要です。
開缶時に固化や沈殿の有無を確認し、攪拌するなどの適切な処置を行うことが必要です。
適当な記述です。
塗料を適切に攪拌することで、塗膜の品質を均一に保ち、乾燥むらを防ぐことができるため、攪拌機の使用は推奨されます。
多液形塗料は、均一に混合しないと硬化不良や乾燥むらが発生します。
高粘度塗料は、手作業での攪拌では不十分な場合があり、専用の攪拌機を使うことで品質を向上させられます。
適当な記述です。
塗装間隔は、下塗り層と上塗り層の付着性を向上させるために非常に重要な要素です。
塗装間隔が短すぎると、下層の乾燥が不十分なまま塗り重ねることになり、塗膜の剥がれや不具合が生じる原因になります。
塗装間隔が長すぎると、下塗り塗膜の表面が硬化しすぎて、次の層との付着が弱くなることがあります。
誤った記述です。
にじみが生じるという表現は適当ではありません。正しくは塗膜の泡や膨れとなります。
下層の溶剤が完全に蒸発しないまま上塗りすると、塗膜が膨れたり、付着不良を起こす可能性があります。
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03
鋼構造物の塗装は、その耐久性を保つ上で非常に重要です。塗料の品質管理、攪拌、塗り重ね間隔、乾燥状態など、適切な施工管理のポイントをおさえておきましょう。
〇適当です。
塗料は、製造後時間が経つと、缶内でも品質が劣化する可能性があります。開缶時には、固化や変色などの異常がないか確認することが重要です。
〇適当です。
塗料は、製造後時間が経つと、缶内でも品質が劣化する可能性があります。開缶時には、固化や変色などの異常がないか確認することが重要です。
〇適当です。
塗料によっては、間隔が短すぎると、塗膜の付着性が悪くなったり乾燥不良を起こしたりする恐れがあるため、塗料ごとに定められた間隔を守る必要があります。
×不適当です。
塗料の乾燥が不十分のうちに次層の塗料を塗り重ねると、下層塗膜中の溶剤の蒸発によって上層塗膜に泡やふくれが生じることがあります。
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