1級土木施工管理技士 過去問
令和6年度
問49 (問題A 3 問29)
問題文
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問題
1級土木施工管理技士試験 令和6年度 問49(問題A 3 問29) (訂正依頼・報告はこちら)
- 密閉型シールドでは、土圧、排土量、シールドジャッキ推力等の計測値に急激な変動があった場合は、切羽の崩壊や土砂の取り込み過多等の発生が考えられる。
- 土圧式シールド工法において、粘着力が大きい土層を掘削する場合には、カッターチャンバ内に水を注入することにより掘削土砂の塑性流動性を高めることが必要である。
- 泥水式シールド工法の泥水処理については、土砂を分離した余剰泥水は水や粘土、ベントナイト、増粘剤等を加えて比重、濃度、粘性等を調整して切羽に再循環される。
- テールボイド沈下(隆起)は、シールドテールが通過した直後にテールボイドの発生による応力解放や過大な裏込め注入圧等が原因で発生する。
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この過去問の解説 (2件)
01
「水を使う」点が間違いです。
〇密閉型シールド工法は土圧工法は土圧で水圧工法は水圧にてそれぞれ切羽を安定させるので
土圧、排水量、推進力等の計測値に急激な変動があった場合切羽の崩壊や取り込み過多等が発生します。
×カッターチャンバーに水を注入するのは水圧式シールド工法です。
〇記述の通り切羽に水を循環させて切羽を安定させる工法です。
〇テールボイドはシールドテールのすぐうしろに出来るので、沈下や裏込め過多だと隆起を招く恐れがあります。
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02
シールド工法における施工管理に関する問題です。
シールド工法は密閉型・土圧式・泥水式といった方式があり、それぞれに特有の管理項目や留意点があります。
切羽の安定、掘削土の処理、背面注入による地盤変状防止など、安全かつ精度の高い施工を行うためには各工法の特徴を理解しましょう。
記述は適当です。
密閉型シールドでは、土圧、排土量、シールドジャッキ推力等の計測値に急激な変動があった場合は、切羽の安定性低下や異常な土砂流入する危険があります。
施工管理では常時モニタリングし、異常時には直ちに原因を調査・対応する必要があります。
記述は不適当です。
土圧式シールド工法において、粘着力が大きい土層を掘削する場合には、粘性土がカッターチャンパーやカッターヘッドに付着するため、土砂に添加物を注入することで付着を防止する必要があります。
記述は適当です。
土砂を分離した余剰泥水は水や粘土、ベントナイト、増粘剤等を加えて比重、濃度、粘性等を調整して切羽に再循環されます。
切羽部分の土水圧の安定が可能になります。
記述は適当です。
テールボイドの発生による応力解放や過大な裏込め注入圧等により、沈下や隆起が発生します。
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