1級土木施工管理技術の過去問
令和6年度
問題A 3 問28
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級土木施工管理技術検定学科試験 令和6年度 問題A 3 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄道(在来線)の営業線及びこれに近接して工事を施工する場合の保安対策に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- き電停止の手続きを行う場合は、その手続きを工事管理者が行うこととし、使用間合、時間、作業範囲、競合作業等について、あらかじめ監督員等と十分打合せを行う。
- 建設用大型機械の留置場所は、直線区間の建築限界の外方1m以上離れた場所で、かつ列車の運転保安及び旅客公衆等に対し安全な場所とする。
- 可搬式特殊信号発光機の設置位置は、作業現場から800m以上離れた位置まで列車が進来したときに、列車の運転士が明滅を確認できる建築限界内を基本とする。
- 線路閉鎖工事手続及び保守作業手続による作業等のときは、列車見張員等の配置を省略することができる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
この問題で覚えておくポイントは建築限界と工事責任者です。
建築限界は交通工学で明記されています。
また工事責任者とは作業責任者のことで、実際に現場で工事を指揮する者のことです。
×き電停止の手続きは停電工事責任者が行います。工事管理者と工事責任者は違います。
工事責任者とは停電作業を直接行い指揮する人です。
〇建設用大型機械の建築限界は概ね左右2mなのでさらに1m外方は安全圏です。
〇可搬式特殊信号発行機の可視可能位置は概ね800mなのでそれ以上に設置するのを基本とする。
〇線路閉鎖工事手続き及び保守作業手続きの場合は、線路を閉鎖して行う手続きなので列車見張員等は省略できます。
作業管理者と作業責任者は混同しやすいのでしっかり区別しましょう。
建築限界も寸法や距離が明記されているのでしっかり覚えましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問27)へ
令和6年度問題一覧
次の問題(問29)へ