第一種衛生管理者の過去問
平成27年4月公表
労働衛生(有害業務に係るもの) 問11

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問題

第一種 衛生管理者試験 平成27年4月公表 労働衛生(有害業務に係るもの) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

労働衛生対策を進めるに当たっては、作業環境管理、作業管理及び健康管理が必要であるが、その中の作業管理に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
  • 作業管理とは、局所排気装置の設置などの工学的な対策によって、作業環境を良好な状態に維持することをいう。
  • 作業管理を進めるには、作業の実態を調査・分析し、評価して、作業の標準化、労働者の教育、作業方法の改善などを行っていくことが重要である。
  • 作業管理の手法は、労働生理学的手法、人間工学的手法など多岐にわたる。
  • 作業管理の内容には、作業方法の変更などにより作業負荷や姿勢などによる身体への悪影響を減少させることが含まれる。
  • 作業管理の内容には、労働衛生保護具の適正な使用により有害な物質への身体ばく露を少なくすることが含まれる。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は、1.が誤りです。

1.× 「作業管理」ではなく、「作業環境管理」の記述となっています。

2.〇 「作業管理を進める」場合、作業の実態を調査・分析し、評価して、作業の標準化、労働者の教育、作業方法の改善などを行っていくことが重要となります。

3.〇 「作業管理手法」は、労働生理学的手法、人間工学的手法などがあります。

4.〇 「作業管理の内容」には、作業方法の変更などにより、作業負荷や姿勢などによる身体への悪影響を減少させることが含まれます。

5.〇 「作業管理の内容」には、労働衛生保護具の適正な使用により、有害な物質への身体ばく露を少なくすることが含まれます。

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02

正解は 1です。

1の記述で述べられている設備等による改善は、作業をする環境の改善にあたるため、作業環境管理です。
作業管理は、環境を汚染させない作業方法、有害物等の暴露軽減、作業負荷の軽減などを考慮した作業方法を定めて、適切に実施するように管理することです。
また、5の記述のように保護具の着用なども作業管理に含まれます。

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03

1.×
作業管理とは、労働者の作業そのものを管理することで人と作業を調和させて、労働者の健康障害を予防することを言います。問題文で述べられている設備等による改善は、作業環境管理です。

2.○

3.○

4.○

5.○

よって正解は1です。

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04

労働衛生の作業管理からの問題です。
作業管理とは、労働者の作業そのものを管理することで人と作業を調和させて、労働者の健康障害を予防することをいいます。
 1は、作業環境管理のことであるため、誤りです。
よって、正解は1となります。

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