第一種衛生管理者 過去問
平成27年4月公表
問35 (労働生理 問35)

呼吸運動についてです。呼吸運動は、呼吸筋と横隔膜の調整運動によって、胸郭内容積を周期的に増減させて行われます。

この選択肢は、外呼吸についての記述です。
内呼吸は、血液中の酸素が細胞に入り、細胞から二酸化炭素をうけとることをいいます。

食事、入浴、発熱によって呼吸数は増加するので誤りです。

正解です。

血液中に二酸化炭素が増加してくると、呼吸中枢が刺激されて回数が増加します。

×　「気管と胸膜」の協調運動ではなく、「呼吸筋と横隔膜」です。

×　「内呼吸」ではなく、「外呼吸」です。

×　「減少」ではなく、「増加」です。

〇　呼吸に関与する筋肉は、延髄の呼吸中枢で支配されています。

×　「減少」ではなく、「増加」です。

×
呼吸運動は、主として呼吸筋と横隔膜の協調運動によって行われます。

×
「内呼吸」→組織細胞と血液の間で行われるガス交換。
「外呼吸」→肺内の空気と毛細血管中血液の間で行われるガス交換。

×
食事、発熱、入浴によって呼吸数は増加します。

○

×
血液中に二酸化炭素が増加してくると、呼吸中枢が刺激されて呼吸の回数が増加します。

×
呼吸運動は呼吸筋と横隔膜の協調運動によって行われます。
気管と胸膜ではありません。
よって、誤った選択肢です。

×
肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸です。
よって、誤った選択肢です。

×
食事、入浴及び発熱時、成人の呼吸数は増加します。
よって、誤った選択肢です。

○
説明文の通りです。
正しい選択肢です。

×
呼吸中枢が抑制されて呼吸が浅くなるのは血液中の二酸化炭素が減少した場合です。
よって、誤った選択肢です。